Hitachi

Hitachi IT Operations Director 導入・設計ガイド


4.4.4 サポートサービス連携構成

サポートサービスサイトから最新のサポート情報ファイルをダウンロードし、管理用サーバに登録されているセキュリティポリシーの判定項目に最新の更新プログラムおよびウィルス対策製品情報を反映できます。また、日本マイクロソフト社から更新プログラムを自動的にダウンロードして、コンピュータに適用できます。この構成をサポートサービス連携構成といいます。

ポイント

サポートサービス連携構成にするには、サポートサービス契約が必要です。

サポートサービス連携構成を次の図に示します。

[図データ]

更新プログラムファイルを使用して、更新プログラムをコンピュータに配布できます。日本マイクロソフト社のWebサイトにインターネット接続できる環境の場合、自動的に更新プログラムがダウンロードされパッケージが作成されます。

更新プログラム情報の更新は、管理用サーバが定期的に自動で1日1回(24 時間間隔)実施します。

サポートサービス連携構成の場合、管理用サーバからインターネット経由でサポートサービスサイト、および日本マイクロソフト社のWebサイトに接続します。このため、管理用サーバではインターネットに接続できるようにしてください。 なお、そのほかのシステムの特徴および前提条件については、「4.4.1 最小構成」を参照してください。

ポイント

管理用サーバがインターネット接続できない環境でも、更新プログラム情報およびウィルス対策製品情報を管理できます。この場合、管理用サーバ以外のインターネット接続できるコンピュータが、サポートサービスサイトからサポート情報ファイルを取得して、管理用サーバにアップロードします。また、配布する更新プログラムの実行ファイルも、日本マイクロソフト社のWebサイトからコンピュータにダウンロードして、そのあと管理用サーバにアップロードします。