付録G.6 パスワードファイルの作成(sslpasswd)
Webサーバ起動時のパスワードの入力を省略する場合は、パスワードファイルを作成します。
パスワードによって保護されているサーバ秘密鍵を使用する場合、パスワードをあらかじめファイルに格納しておき、ディレクティブを設定することで、サーバ起動時のパスワード入力を省略できます。その流れを次に示します。パスワードによって保護されているサーバ秘密鍵を使用する場合には、この作業は必須です。
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keygenコマンドによって、パスワード付きのサーバ秘密鍵を作成する
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sslpasswdコマンドによって、パスワードファイルを作成する
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作成したパスワードファイルを指定したSSLCertificateKeyPasswordディレクティブを、サーバ秘密鍵ファイルを指定したSSLCertificateKeyFileディレクティブとともにhttpsd.confに設定する
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サーバを起動または再起動する
- 注意事項
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パスワードファイルの内容の漏洩には注意する必要があります。サーバ秘密鍵の格納ディレクトリに加え、パスワードファイルの格納ディレクトリでも、他ユーザーからのアクセスを禁止するようにディレクトリパーミッションやファイルパーミッションの設定をしてください。
形式
sslpasswd サーバ秘密鍵ファイル名 パスワードファイル名
引数
- サーバ秘密鍵ファイル名
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パスワードによって保護されたサーバ秘密鍵を指定します。keygenコマンドで作成した秘密鍵のファイルを指定してください。
- パスワードファイル名
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パスワードファイルを出力するファイル名を指定します。
- 注意事項
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パスワードファイル名として、既存のファイル名は指定できません。
使用例
パスワードファイルkeypasswdを作成する場合の使用例を次に示します。
sslpasswd httpsdkey.pem .keypasswd
関連項目