3.1 システムを構築する流れ
システムを構築するには、JP1/ITDM2 - SDMを構築したあとで、管理対象とするスマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入します。
JP1/ITDM2 - SDMを使用するには、スマートデバイスマネージャー、通信サーバ、およびメッセージングサーバの3つを構築し、スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入します。ここでは、基本的な構成であるイントラネット環境にスマートデバイスマネージャーを、DMZ環境に通信サーバおよびメッセージングサーバを構築する流れについて記載します。
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イントラネット環境のホストにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)をインストールする
JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)をインストールしたホストがスマートデバイスマネージャーとなります。
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JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)をインストールする
JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)をインストールしたホストが通信サーバとなります。
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JP1/ITDM2 - SDM(メッセージングサーバ)をインストールする
JP1/ITDM2 - SDM(メッセージングサーバ)をインストールしたホストがメッセージングサーバとなります。
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ルータのポート開放設定および各サーバのファイアウォールを設定する
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SSL通信用証明書を取得する
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スマートデバイスマネージャーにSSL通信用証明書を設定する
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通信サーバにSSL通信用証明書を設定する
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操作画面にログインしてユーザーアカウントの情報を設定する
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スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)を導入する
- 注意事項
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iOS端末を管理する場合、次の条件を満たす必要があります。詳細は、Apple社の情報を参照してください。
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iOS Developer Enterprise Programライセンスの取得
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関連項目