3.1.2 障害連絡票の作成例
ここでは、Asset Consoleがサンプルとして提供している案件「障害連絡票」を例に、案件の作成方法を説明します。
実際に「障害連絡票」を運用する場合は、案件の状態を「公開」に変更する必要があります。案件の状態を変更する手順については、マニュアル「設計・構築ガイド」の「10.4.6 案件画面の定義例」を参照してください。
「障害連絡票」の処理ルートと、状態の遷移を次の図に示します。
「障害連絡票」では、資産に対する障害が発生した場合に、対策の申請、依頼、対策完了、確認までの一連の業務を実行できます。
これ以降で、各作業者の案件画面の指定方法を説明します。各タイトルの()内には、作業の担当者または担当部署を示します。
(1) 障害対策の申請(申請者)
障害が発生したことを連絡し、対策を申請します。項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。そのほかの項目は、必要に応じて値を入力してください。
申請者用の「障害連絡票」の各項目を指定する方法を次に示します。
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[申請]ボタン
指定した内容で、障害対策を申請します。申請すると、案件は障害受付窓口の作業者の受信トレイに送付されて、案件の状態は「申請済み」になります。
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[保存]ボタン
指定した内容で、申請しないで保存します。保存すると、案件は申請者の送信トレイに表示されて、案件の状態は「作成中」になります。
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[閉じる]ボタン
申請をキャンセルします。
(2) 障害対策の受付(障害受付窓口)
申請された「障害連絡票」の内容を確認して、対策を依頼します。このとき編集できる項目は、「障害番号」、「重大度」、「備考」および「却下理由」です。項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。
障害受付窓口用の「障害連絡票」の各項目を指定する方法を次に示します。
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[依頼]ボタン
申請された内容を確認して、障害対策を依頼します。依頼すると、案件は障害対策の作業者の受信トレイに送付されて、案件の状態は「依頼済み」になります。
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[却下]ボタン
申請された内容を却下します。却下すると、案件は申請者の受信トレイに送付されて、案件の状態は「作成中」になります。なお、却下する際は、「却下理由」に案件を却下する理由を記入してください。
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[閉じる]ボタン
案件画面を閉じます。
(3) 障害の対策(障害対策部署)
障害の対策が完了したら、対策完了したことを申請者に通知します。このとき編集できる項目は、「対策者名」、「対策部署名」、「対策完了日」、「費用」、「対策内容」、「重大度」および「備考」です。項目名に「★」の付いた項目は、必ず指定してください。
障害対策部署用の「障害連絡票」の各項目を指定する方法を次に示します。
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[対策完了]ボタン
依頼された内容で障害対策を完了します。対策完了すると、案件は申請者の受信トレイに送付されて、案件の状態は「対策済み」になります。
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[閉じる]ボタン
案件画面を閉じます。
(4) 対策結果の確認(申請者)
申請した対策が完了したことを確認します。申請者が対策結果を確認することで案件の処理が完了します。申請者用の確認時の「障害連絡票」を次に示します。
このとき申請者は、案件の内容を確認できますが、編集できません。対策結果に問題がある場合は、新規に案件を作成してください。
案件の内容を参照して確認の処理をします。
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[確認]ボタン
対策完了された内容で確認を完了します。確認すると、案件の状態は「確認済み」になります。
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[閉じる]ボタン
案件画面を閉じます。