2.6.1 機器の詳細情報を参照および変更する(「機器」タブ)
[機器詳細]ダイアログの「機器」タブでは、「資産番号」、「ユーザ名」、「設置場所」などの資産情報と、「CPU」、「メモリサイズ」などのハードウェア資産情報を参照および編集します。[機器詳細]ダイアログの「機器」タブを次の図に示します。
(1) 稼働管理の対象に設定する
機器を稼働状況の管理対象にするかどうかを設定します。稼働状況の管理対象に設定することで、業務メニュー「不稼働機器一覧」での検索対象にできます。
稼働状況の管理対象にするには、「稼働管理種別」を「稼働管理対象」に設定します。
(2) 部署および設置場所を変更する
機器を使用している部署および設置場所を変更します。[機器詳細]ダイアログで変更した値は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerから取得した管理情報と異なっていても上書きされません。
ただし、[機器詳細]ダイアログで設定した部署および設置場所の値より、業務メニュー「IPグループ管理」で作成した部署別IPグループおよび設置場所別IPグループに対応した値を優先させる場合は、タスク「データメンテナンス」で、IPグループに対応した値で上書きするように設定できます。タスク「データメンテナンス」の実施内容を選択する方法については、マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9.3(3) 実施する作業の変更」を参照してください。
(3) 機器状態を変更する
機器の状態を変更します。
機器状態を「返却」、「廃棄」または「仮廃棄」の状態にすると、Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「データメンテナンス」の実行時に、該当する機器のネットワーク情報のIPアドレス項目およびインストールソフトウェア情報がすべて削除されます。また、割り当てられていたライセンスキーも解除されます。
なお、操作画面から更新したものについても同様に削除されます。
デフォルトでは、「在庫」、「運用」、「返却」、「廃棄」、「仮廃棄」および「抹消」の状態から選択できます。機器の状態の名称や種類を変更するには、「4.8 種別や状態を追加および変更する(コード管理)」を参照してください。