2.4.10 ライセンスの集計を実行する(集計管理)
ライセンス管理の各業務に利用するための集計を実行します。
ライセンス管理の「保有ライセンス一覧」、「超過ライセンス一覧」、「不正利用ライセンス一覧」、「未登録ソフトウェア利用一覧」では、あらかじめ集計した結果を基に、各業務の目的に合わせて情報を抽出します。
なお、デフォルトの設定では、集計管理は管理者だけが実行できます。
ライセンスの集計は、業務メニュー「集計管理」をクリックすると表示される集計管理画面から実行します。集計管理画面を次の図に示します。
ライセンスの集計は、Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「ライセンス超過通知」または「ライセンスの集計」を利用して定期的に集計することもできます。
「集計日」には、タスクで実行された集計を含めた集計の履歴が表示されます。表示されている情報を最新の状態に更新するには、[最新]ボタンをクリックしてください。
Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスクを利用して、定期的に集計する方法については、マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9 タスクスケジューラに登録されるタスクの設定」を参照してください。
- 注意事項
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数千台の大規模システムで集計を多数実行する際に、データベースに大量の古い集計結果のデータが残っていると、データの検索、追加および削除に時間が掛かるため、集計の性能が劣化します。
資産管理システムが数千台規模になるときは、古くなった集計結果を定期的に削除してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 集計を実行する
集計を実行するには、[集計実行]ボタンをクリックします。集計が終了すると、「集計日」に実行した日時の履歴が表示されます。
ライセンス数の集計を実行するためには、各機器にインストールされているソフトウェアの情報を資産管理データベースに登録して、ソフトウェア名と対応づける作業が必要です。
インストールソフトウェア情報の登録方法についてはマニュアル「設計・構築ガイド」の「3.2.4 ソフトウェア名の割り当て方法の設定」を参照してください。また、ソフトウェア名と対応づける方法については「4.6 ソフトウェア名を対応づける(ソフトウェア名称管理)」を参照してください。
(2) 集計結果を削除する
集計結果を削除するには、集計管理画面で削除したい集計結果のチェックボックスをチェックして、[削除]ボタンをクリックします。