13.2.2 問題点状態変更イベントのユーザ拡張エリアの設定
問題点状態変更イベントの「ユーザ拡張エリア」に任意の管理項目を設定して、問題点の状態が変更されたときに通知したい内容を追加できます。
「ユーザ拡張エリア」に設定する管理項目は、イベント属性構成ファイル(eventmap.ini)に定義します。
イベント属性構成ファイルの格納先と管理項目の設定方法を次に示します。
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イベント属性構成ファイルの格納先
<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\env
なお、イベント属性構成ファイルの作成時の参考として、上記格納先にイベント属性構成ファイルのデフォルトの内容を記載したサンプルファイル(eventmap.ini.org)を提供しています。サンプルを参考にして、イベント属性構成ファイルを作成してください。
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管理項目の設定方法
イベント属性構成ファイルのサンプルファイル(eventmap.ini.org)を利用して、管理項目を設定する手順を次に示します。
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eventmap.ini.orgをテキストエディタで開く。
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U12〜U31に通知したい管理項目をクラス.プロパティの形式で記述する。
問題点状態変更イベントには、保守履歴(Maintenance)の管理項目以外は定義できません。保守履歴以外の管理項目を定義すると、イベント発行時にエラーが発生して、イベントが発行されません。
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ファイル名を「eventmap.ini」に変更して、<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\envに保存する。
これで、問題点状態変更イベントで通知する内容を設定できました。
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eventmap.ini.orgファイルの内容を次の図に示します。
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