11.1 トラブルシューティングの流れ
この節では、資産管理システムにトラブルが発生したときの対処の流れについて説明します。トラブルごとの主な要因と対処は、11.5〜11.10で説明します。
資産管理システムでトラブルが発生してから、回復するまでの作業の流れを次の図に示します。
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トラブル情報の取得
トラブルが発生したら、まず、トラブル情報を取得してください。トラブル情報を取得する方法については、「11.2 トラブル情報の取得」を参照してください。
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トラブル要因の特定
エラーメッセージおよび発生した現象からトラブル要因を特定します。
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トラブル要因の排除
発生したトラブルに対処できる場合は、トラブルの要因を取り除きます。
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システム管理者による対処
発生したトラブルに対処できない場合は、システム管理者がトラブルの要因を取り除きます。
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トラブルの回復処理
必要に応じて、トラブルの回復処理をします。
トラブルに対処する前に、別の処理が実行中でないことを確認してください。資産管理システムのトランザクション処理については、「11.4 資産管理システムのトランザクション」を参照してください。