8.2 資産の状態管理
Asset Consoleでは、機器、契約、ソフトウェアおよび障害の状態が管理されます。状態は登録時に設定でき、運用中は操作画面から随時変更できます。
機器、契約およびソフトウェアの状態には、あらかじめ次の種類が用意されていますが、これ以外にも業務に合わせて状態を追加できます。
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機器状態
運用、在庫、返却、廃棄、仮廃棄、抹消
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契約状態
契約中、満了、抹消
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ソフトウェア状態
運用、返却、廃棄、抹消
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保守状態
障害中、連絡済、修理中、対策済
状態は、資産管理データベース上で、コードと対応づけて管理されています。
機器、契約およびソフトウェアの状態のコードは、運用、廃棄、抹消のカテゴリに分かれていて、カテゴリによって、どの業務の対象となるかが異なります。状態を追加する場合は、追加するコードの範囲に注意してください。
また、「抹消」状態の資産情報は、Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「データメンテナンス」によって削除されるので、状態を変更する際は注意してください。
機器、契約、ソフトウェアの各状態のカテゴリと、検索対象とされる業務との対応を次の表に示します。
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機器状態
カテゴリ
コード範囲
デフォルトの状態
対象業務
運用
−
000〜499
−
業務カテゴリ「機器管理」以下の業務
使用
000〜299
002:運用
未使用
300〜499
301:在庫
業務カテゴリ「機器管理」以下の業務(「不稼働機器一覧」以外)
廃棄
−
500〜719
−
-
保有機器集計※
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保有機器一覧※
-
一括変更
-
関連機器登録※
返却
500〜599
501:返却
廃棄
600〜699
601:廃棄
仮廃棄
700〜719
701:仮廃棄
抹消
999
999:抹消
-
保有機器集計※
-
保有機器一覧※
-
一括変更
-
関連機器登録※
-
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契約状態
カテゴリ
コード範囲
デフォルトの状態
対象業務
運用
000〜499
001:契約中
契約一覧
満了
500〜998
501:満了
契約一覧※1
抹消
999
999:抹消
契約一覧※2
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ソフトウェア状態
カテゴリ
コード範囲
デフォルトの状態
対象業務
運用
000〜499
001:運用
業務カテゴリ「ライセンス管理」以下の業務
廃棄
500〜998
501:返却
601:廃棄
保有ソフトウェア一覧※1
抹消
999
999:抹消
保有ソフトウェア一覧※2
状態を追加する方法については、マニュアル「運用ガイド」の「4.8 種別や状態を追加および変更する(コード管理)」を参照してください。