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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 設計・構築ガイド


はじめに

このマニュアルは、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console(以降、Asset Consoleと略す)の構築に必要な検討事項やインストール・セットアップの手順について説明したものです。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

このマニュアルは、Asset Consoleを使用した資産管理システムを構築するシステム管理者の方にお読みいただくことを前提に説明しています。

■ マニュアルの構成

このマニュアルは、次に示す編、章と付録から構成されています。

第1編 設計編
第1章 設計の概要

Asset Consoleを使用した資産管理システムの設計作業の概要をつかむために、設計の流れと各設計工程の中で検討する項目について説明しています。

第2章 資産管理システムで実施する業務の検討

資産管理システムを設計するに当たって、資産管理システムでの実施業務の検討に必要な項目について説明しています。

第3章 運用方法の検討

資産管理システムを設計するに当たって、資産管理システムの運用方法の検討に必要な項目について説明しています。

第4章 システム構成の検討

資産管理システムのプログラム構成およびシステム構成例について説明しています。

第2編 構築編
第5章 インストールとセットアップ

Asset Consoleのインストールおよびアンインストールについて説明しています。また、Asset Consoleを使用するためのセットアップ方法についても説明しています。

第6章 他製品と連携した資産管理の実現

JP1/IMなどの他製品と連携するための方法について説明しています。

第7章 CSVデータの登録と出力

CSVデータを資産管理データベースに登録する方法、および資産管理データベースの資産情報を出力する方法について説明しています。

第3編 システム定義編
第8章 Asset Consoleを使用するための基礎知識

Asset Consoleを使用するための基礎知識として必要な、資産管理データベースの仕組みおよび資産の状態管理について説明しています。

第9章 操作画面およびユーザ権限の変更

操作画面およびユーザ権限の変更方法について説明しています。

第10章 案件の定義

案件を使用した資産管理業務を実行するために、案件を定義する方法について説明しています。

第4編 トラブルシューティング編
第11章 トラブルシューティング

資産管理システムにトラブルが発生した場合の対処方法について説明しています。

第12章 資産管理データベースのメンテナンス

資産管理データベースをメンテナンスする方法について説明しています。

第5編 リファレンス編
第13章 連携製品から取得できる情報と発行するJP1イベントの詳細

他システムから資産管理データベースに取り込んで業務に利用する情報について示しています。また、Asset Consoleで発行するJP1イベントの詳細を一覧表で示しています。

第14章 管理情報の詳細

Asset Consoleの資産管理データベースで管理する、各クラスのプロパティの詳細について一覧表で示しています。また、業務メニュー「インポート」および「エクスポート」からのインポート、エクスポートの対象となる項目も一覧表で示しています。

付録A フォルダ構成

Asset Consoleをインストールしたあとの、フォルダ構成を一覧表で示しています。

付録B プロセス一覧

Asset Consoleのプロセスを一覧表で示しています。

付録C 性能と見積もり

Asset Consoleが使用するメモリ所要量、ディスク占有量、およびCPU性能について説明しています。

付録D 環境設定情報に対応するセクション名およびキー名

アクセス定義ファイルで処理を追加する場合に必要な、環境設定情報に対応するセクション名およびキー名を一覧表で示しています。

付録E 資産管理サーバのリプレースと設定変更

資産管理サーバをリプレースする手順について説明しています。

付録F 64ビットのOSでAsset Consoleを使用する場合の注意事項

64ビットのOSでAsset Consoleを使用する場合の注意事項について説明しています。

付録G 監査ログの出力

監査ログの出力について説明しています。

付録H このマニュアルの参考情報

このマニュアルを読むに当たっての参考情報について説明しています。

付録I 用語解説

このマニュアルで使用する用語について説明しています。