2.6.1 機器にインストールされているソフトウェアの情報を更新させないようにする
許可していないソフトウェアのインストールを厳密に管理するために、管理者以外のユーザはインストールソフトウェアの情報を更新できないように設定します。特定の操作画面の機能を制限するには、業務フィルター画面で設定します。
業務フィルター画面を次の図に示します。
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Asset Consoleのすべての操作画面が、業務ごとに一覧で表示されます。設定を変更したい画面名のアンカーをクリックすると、その操作画面の設定を変更するための画面(書式編集画面)が表示されます。操作画面の設定内容を書式と呼びます。
特定の操作画面の機能を制限する作業の流れを次に示します。
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[機器詳細]ダイアログの「ソフトウェア」タブの書式編集画面で書式を設定する。
業務フィルター画面の画面名の一覧から「機器詳細 ソフトウェアタブ」を選択して、表示された書式編集画面で次の項目を設定します。
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対象権限:「利用者」を適用する。
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ボタン:「追加」、「削除」を非表示にする。
業務フィルター画面での操作方法については、マニュアル「設計・構築ガイド」の「9.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)」を参照してください。
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[インストールソフトウェア情報詳細]ダイアログの書式編集画面で書式を設定する。
業務フィルター画面の画面名の一覧から「機器詳細 ソフトウェアタブ インストールソフトウェア情報詳細」を選択します。アンカーをクリックすると表示される書式編集画面で、次の項目を設定します。
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対象権限:「利用者」を適用する。
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ボタン:「更新」を非表示にする。
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編集項目:すべての項目を「読み取り専用」に設定する。
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Asset Consoleにログインして、業務を実行する。
利用者権限のユーザには、[機器詳細]ダイアログの「ソフトウェア」タブおよび[インストールソフトウェア情報詳細]ダイアログが、情報を参照するだけの画面で表示されます。
なお、手順1.と手順2.は順不同です。