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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 Automatic Installation Tool 運用ガイド


付録D 用語解説

(ア行)

イベント

ユーザの操作やプログラムの状態変化などのコンピュータが検知できる事象です。ユーザ操作によって発生するイベントとしては、マウスクリック、メニュー選択、キーボード操作、時間経過などがあります。そのほかのイベントは、未処理例外や、ウィンドウの作成および消滅などのように、アプリケーションの内部またはオペレーティングシステムの内部で発生するものです。

(カ行)

関連付けるラベル

コントロールの一種です。このテキストをユーザが操作したり変更したりすることはできません。一般に、関連づけるラベルは、キャプションが付いていないリストボックスなど、別のコントロールの説明としても使用されます。タブオーダーで、コントロールの直前のテキストが関連づけるラベルになります。

キャプション

コントロールの上部またはウィンドウのタイトルとして表示されるテキストです。

子ウィンドウ

別のウィンドウ(親ウィンドウ)の子孫に当たるウィンドウです。例えば、一般にアプリケーションは、子ウィンドウを使って、1つの親ウィンドウを複数の作業エリアに分割します。ダイアログボックスの内部では、チェックボックスやテキストボックスなどの各種コントロールが、ダイアログボックスの子ウィンドウに相当します。

コントロール

テキストボックスやコマンドボタンなど、ウィンドウ上に配置されているグラフィカルオブジェクトのことです。コントロールは、コントロールを表示しているウィンドウの子ウィンドウに相当します。

(タ行)

タブオーダー

タブキーを押して、フォーカスをあるコントロールから次のコントロールへと移動させていく際の順序のことです。

(ナ行)

日時ピッカー

コントロールの一種で、日付または時刻を選択できます。

(ハ行)

ハンドル

ユニークな4バイトの整数値です。これを使用してウィンドウやコントロールを識別してアクセスできます。この値は、オペレーティングシステムによって割り当てられています。

フォーカス

ユーザーインターフェースオブジェクト(ウィンドウ、ビュー、ダイアログボックス、ボタンなど)の一時的な属性で、フォーカスされたオブジェクトは、ユーザ入力を受け取ることができます。例えば、テキストボックスが「フォーカスされた」とき、ユーザが文字列を入力すると、その文字列がテキストボックスに表示されます。通常フォーカスは、強調表示で示されます。