AIT_RegOpenKey
機能
指定したレジストリキーを開きます。
形式
bool AIT_RegOpenKey( integer nHKeyHandle, // キーハンドル string strRegKeyName, // 開かれるキー名 integer nOutputHkeyHandle // 出力用のキーハンドル );
引数
nHKeyHandle(入力用)
すでに開かれているレジストリキーのハンドルまたは次のどれかを指定してください。
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HKEY_CLASSES_ROOT
-
HKEY_CURRENT_CONFIG
-
HKEY_CURRENT_USER
-
HKEY_LOCAL_MACHINE
-
HKEY_USERS
strRegKeyName(入力用)
開くレジストリのサブキー名を指定してください。
nOutputHkeyHandle(出力用)
レジストリキーのハンドルを受け取る変数を指定してください。関数から制御が戻ると、この変数にハンドルが格納されます。
戻り値
関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue、そのほかの場合はfalseとなります。
関数がfalseを返した場合には、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。
拡張エラー番号 |
エラーコード |
---|---|
2 |
ERROR_FILE_NOT_FOUND |
6 |
ERROR_INVALID_HANDLE |
87 |
ERROR_INVALID_PARAMETER |
1009 |
ERROR_BADDB |
1010 |
ERROR_BADKEY |
1011 |
ERROR_CANTOPEN |
1015 |
ERROR_REGISTRY_CORRUPT |
1016 |
ERROR_REGISTRY_IO_FAILED |
1018 |
ERROR_KEY_DELETED |
1019 |
ERROR_NO_LOG_SPACE |
注意事項
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終了時にAIT_RegCloseKeyを呼び出してnOutputHkeyHandleを閉じてください。
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レジストリキーを開く場合、そのレジストリキーに書き込みできる権限がないときは、読み込み権限で開きます。