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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 Automatic Installation Tool 運用ガイド


1.2.3 パッケージング

AITファイルとPP識別情報ファイルを所定の場所に格納したあと、配布するソフトウェアをパッケージャでパッケージングします。

パッケージングする際、[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスの[パッケージング情報]パネルには、AITファイルおよびPP識別情報ファイルで定義した「パッケージ識別ID」、「バージョン」、「パッケージ名」が表示されます。この値は変更できません。

図1‒3 [パッケージング情報]パネル

[図データ]

[JP1/ITDM2 パッケージング]ダイアログボックスには、AITファイルで定義した次の情報も表示されます。この値は、パッケージング時またはリモートインストール時に変更できます。

インストール中にコンピュータのユーザがダイアログボックスに応答したり、キーボードやマウスを操作したりすると、インストーラの画面表示がAITファイルの期待するものと異なるものになり、AITファイルによるリモートインストールが進まなくなる場合があります。このような場合に備えて、インストール中にユーザの応答待ち状態になってから一定の時間が経過したあと、インストールを強制的に中断する時間(AITファイルの監視時間)を設定しておくことができます。

通常は、配布するソフトウェアをインストールするのに要した時間の約3倍の時間を目安に設定してください。

図1‒4 [AITファイルの設定]パネル

[図データ]

パッケージングの詳細については、マニュアル「JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド」を参照してください。