18.6 共通管理項目と追加管理項目の定義のインポートに失敗した場合のトラブルシューティング
インポートしたCSVファイルの記述形式の誤りが原因で、共通管理項目と追加管理項目の定義のインポートに失敗した場合は、ioassetsfieldutil importコマンド実行時に出力されるインポートログファイル(インポートするファイル名.log)の情報を基にCSVファイルを修正してから、ioassetsfieldutil importコマンドを再実行してください。
インポートログファイルは、インポートしたCSVファイルの記述形式の誤りが原因でインポートに失敗したときだけ生成されます。
ioassetsfieldutil importコマンドは、インポートするCSVファイルをすべて読み込んだあと、次に示す順に行を並び変えてからインポートを実行します。そのため、インポートログファイルも次に示す順に出力されます。
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更新区分が「A」(追加)の定義で、階層が浅い定義から深い定義の順
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更新区分が「U」(更新)の定義(インポートするCSVファイルと同じ順)
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更新区分が「D」(削除)の定義で、階層が深い定義から浅い定義の順
- 生成先
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インポートしたCSVファイルを格納しているフォルダ
- 出力形式
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メッセージID△※インポートしたCSVファイルの行番号:インポートしたCSVファイルの情報
注※ メッセージIDは、インポートに失敗した定義の行だけに出力されます。
- 出力例
8:a,common,ja,部署,ja,,開発部/開発C課,,,, KDEX4388-E 3:u,common,ja,部署,ja,営業部/営業1課err,営業部/営業課,,,, 4:d,common,ja,部署,ja,営業部/営業2課,,,,,
出力例では、インポートしたCSVファイルの3行目に記載している定義の更新に失敗しています。コマンドプロンプトに表示されるKDEX4388-Eのメッセージを参考にインポートしたCSVファイルの3行目を修正し、ioassetsfieldutil importコマンドを再実行する必要があります。
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