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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


2.1.2 中継システムのインストール方法

中継システムのインストール方法は次の3種類があります。 目的に応じて選択してください。

提供媒体からインストールする方法

対象のコンピュータ上で、各種設定をしながらインストールを進めます。インストール終了後にセットアップを実行する必要があります。中継システムごとにインストールおよびセットアップで任意の値を設定したい場合は、この方法をお勧めします。

インストールセットを利用してインストールする方法

まず、中継システム用のインストールセットを作成します。作成したインストールセットをWebサーバやファイルサーバに格納したり、媒体(CD-R やUSB メモリ)に書き込んだり、メールに添付したりして配布し、対象のコンピュータ上で中継システムをインストールします。インストールおよびセットアップには、エージェント設定で指定した値が設定されます。

コンピュータに個別配信してインストールする方法

探索で発見したコンピュータに対して、中継システムを個別に配信できます。中継システムを個別に配信するには、中継システム用のエージェント設定を作成します。その後、管理者のコンピュータ上に表示した操作画面から、対象のコンピュータを選択し、中継システム用のエージェント設定を個別配信してインストールします。インストールおよびセットアップには、エージェント設定で指定した値が設定されます。

特別な設定をする必要がない場合は、インストールセットを利用してインストールする方法かコンピュータに個別配信してインストールする方法 をお勧めします。

ポイント

中継システムがインストールされているかどうかは、機器画面の[機器情報]画面で確認します。

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