環境変数定義ファイル(SnmpHtcunix1)
形式
SNMP_HTCUNIX1_OPTIONS="[-aperror] [-apwarn] [-apconfig] [-appacket] [-aptrap] [-apaccess] [-apemanate] [-apverbose] [-apuser] [-retry N]" SR_SNMP_TEST_PORT=SNMP受信ポート番号 SNMP_HTC_FILE_EXTEND={1 | 1以外}(LinuxまたはAIXの場合)
説明
環境変数定義ファイル(SnmpHtcunix1)では,次の環境変数を定義します。
環境変数名 |
説明 |
---|---|
SNMP_HTCUNIX1_OPTIONS |
htc_unixagt1プロセスの起動オプションを設定する環境変数 |
SR_SNMP_TEST_PORT |
マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定する環境変数 |
SNMP_HTC_FILE_EXTEND |
AIXおよびLinuxでファイルシステム中のブロック数やiノード総数が基準を超えたときに設定する環境変数 |
格納場所
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HP-UX (IPF)およびLinuxの場合:/opt/CM2/ESA/opt/SnmpHtcunix1
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Solarisの場合:/etc/rc.config.d/SnmpHtcunix1
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AIXの場合:/usr/CM2/ESA/opt/SnmpHtcunix1
記述内容
- SNMP_HTCUNIX1_OPTIONS
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htc_unixagt1プロセスの起動オプションを設定する環境変数を定義します。
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-aperror:エラーログを出力します。
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-apwarn:エラーおよび警告ログを出力します。
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-apconfig:構成ファイルに関するログを出力します。
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-appacket:パケットの組み立ておよび解析ログを出力します。
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-aptrap:トラップメッセージに関するログを出力します。
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-apaccess:エージェント処理に関するログを出力します。
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-apemanate:マスターエージェントとサブエージェントに関するログを出力します。
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-apverbose:冗長ログを出力します。
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-apuser:ユーザーログを出力します。
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-retry N:マスターエージェントの接続を,N秒単位で実行します。
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- SR_SNMP_TEST_PORT
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マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定します。通常は環境変数定義ファイルSnmpMasterで設定するため,このファイルでの設定は不要です。
SNMP受信ポートの変更手順の詳細については,「3.4.1 SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更方法」を参照してください。
- SNMP_HTC_FILE_EXTEND={1 | 1以外}(LinuxまたはAIXの場合)
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AIXおよびLinuxでファイルシステム中のブロック数やiノード総数が基準を超えたときに設定します。
AIXまたはLinuxで,ファイルシステム中のブロック数やiノード総数(fileSystem64グループのIDが2.1.5〜2.1.10のオブジェクト)が232-1個を超える環境でSNMPエージェントを使用する場合は,1を指定します。
新規インストール時はデフォルトでSNMP_HTC_FILE_EXTEND環境変数が指定されていますので,設定は不要です。
定義例
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htc_unixagt1プロセスで使用されるSnmpHtcunix1ファイルのSNMP_HTCUNIX1_OPTIONSを編集します。
SNMP_HTCUNIX1_OPTIONS="-aperror -apwarn -apverbose" export SNMP_HTCUNIX1_OPTIONS
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AIXまたはLinuxで,ファイルシステム中のブロック数やiノード総数が232-1個を超える環境でSNMPエージェントを使用します。
SNMP_HTC_FILE_EXTEND=1 export SNMP_HTC_FILE_EXTEND