3.1.5 システムの起動時に実行されるファイル
システムの起動時に実行されるファイルとネイティブエージェントの起動を,OS別に次に示します。
SNMPエージェントが必要とするネイティブエージェントのプロセスについては,「付録D SNMPエージェントの前提とするパッチ,プロセス(サービス)一覧」を参照してください。
-
HP-UX (IPF)の場合
/sbin/rc2.d/S560esaから/opt/CM2/ESA/bin/snmpstartコマンドが実行されます。ネイティブエージェントのプロセスが起動していない場合は,SNMPエージェントのプロセスとネイティブエージェントのプロセスを起動します。
ネイティブエージェントのプロセスが起動している場合は,SNMPエージェントのプロセスを起動し,ネイティブエージェントのプロセスを再起動します。
-
Solarisの場合
/etc/rc2.d/S97esaが実行されます。
Solaris 10の場合,ネイティブエージェントのsnmpdプロセスが起動していない場合は,SNMPエージェントのプロセスとネイティブエージェントのsnmpdプロセスを起動します。
ネイティブエージェントが起動している場合は,SNMPエージェントのプロセスだけを起動します。
Solaris 11の場合,ネイティブエージェントのsnmpdプロセスの起動有無に関係なく,SNMPエージェントのプロセスだけを起動します。
ネイティブエージェントの起動はOS側の制御に依存します。
-
AIXの場合
/etc/inittabに登録されている起動シェルスクリプト/usr/CM2/ESA/bin/esaから/usr/CM2/ESA/bin/snmpstartコマンド(引数なし)が実行されます。
ネイティブエージェントのプロセスが起動していない場合は,SNMPエージェントのプロセスとネイティブエージェントのプロセスを起動します。
ネイティブエージェントが起動している場合は,SNMPエージェントのプロセスを起動し,ネイティブエージェントのプロセスを再起動します。
-
Linuxの場合
システムのランレベルに応じて,次のファイルのどれかから/opt/CM2/ESA/bin/snmpstartコマンド(引数なし)が実行されます。
-
/etc/rc.d/rc2.d/S55esa
-
/etc/rc.d/rc3.d/S55esa
-
/etc/rc.d/rc5.d/S55esa
ネイティブエージェントのプロセスの起動有無に関係なく,SNMPエージェントのプロセスだけを起動します。ネイティブエージェントの起動はOS側の制御に依存します。
-