1.3.2 SNMPエージェント起動時の動作
SNMPエージェントのプロセスは,通常,システムの起動とともに自動的に起動され,次のように動作します。
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マスターエージェントは起動時に構成定義ファイル(/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf)を読み込みます。
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サブエージェントは起動時に自分自身が保持するMIBをマスターエージェントに登録します。
SNMPエージェントが提供するプロセスはそれぞれ起動オプションおよび環境変数を定義するファイルを持っていて,プロセスの動作をカスタマイズできます。プロセスの起動オプションは,コマンド形式で指定できます。起動オプションの詳細については,「5. コマンドとプロセス」の「プロセス」を参照してください。