付録F 用語解説
J
N
- NNMi
-
JP1/Cm2/Network Node Manager iおよびJP1/Cm2/Network Node Manager i Advancedの略称です。
ネットワーク管理の支援や統合のために設計されたソフトウェアです。ネットワークノードの継続検出,イベントの監視,およびネットワーク障害管理などの機能を備えています。「NNMiコンソール」も参照してください。
- NNMi管理サーバー
-
NNMiソフトウェアがインストールされ,NNMiプロセスやサービスが実行されるコンピュータシステムのことです。
- NNMiコンソール
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NNMiソフトウェアのユーザーインタフェースです。オペレータや管理者は,NNMiコンソールを使用することで,大部分のNNMiネットワーク管理タスクを実行できます。
O
- ovstartコマンド
-
NNMiの管理プロセスを起動するためのコマンドです。詳細については,[ヘルプ]>[NNMi ドキュメントライブラリ]>[リファレンスページ](NNMiヘルプ)を参照してください。
- ovstatusコマンド
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NNMiが管理プロセスの現在のステータスを報告するコマンドです。詳細については,[ヘルプ]>[NNMi ドキュメントライブラリ]>[リファレンスページ](NNMiヘルプ)を参照してください。
- ovstopコマンド
-
NNMiの管理プロセスを停止するためのコマンドです。詳細については,[ヘルプ]>[NNMi ドキュメントライブラリ]>[リファレンスページ](NNMiヘルプ)を参照してください。
S
あ
く
- クイックスタート設定ウィザード
-
クイックスタート設定ウィザードは,NNMiのインストールが完了した直後に自動的に実行されます。クイックスタート設定ウィザードを使用して,SNMPv1またはSNMPv2c環境の読み取りコミュニティ文字列を準備したり,検出されるノードの範囲に制限を設定したり,管理者アカウントを設定したりできます。
- グローバルネットワーク管理
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地理的に分散している1つ以上のリージョナルマネージャからのデータを統合する1つ以上のグローバルマネージャを持つ,NNMiの分散型の配備です。
- グローバルマネージャ
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分散NNMiリージョナルマネージャサーバーからのデータを統合する,グローバルネットワーク管理配備内のNNMi管理サーバーです。グローバルマネージャは,環境全体のトポロジおよびインシデントの統合ビューを提供します。グローバルマネージャには,NNMi Advancedライセンスが必要です。
け
こ
- 高可用性
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このマニュアルでは,設定の一部に障害があっても中断されないサービスを提供するハードウェアおよびソフトウェアの設定のことです。高可用性(HA)とは,コンポーネントに障害があった場合でもアプリケーションを実行し続けるよう冗長コンポーネントを備えた構成を意味します。NNMiは,市販されている幾つかのHAソリューションの1つをサポートするように設定できます。「アプリケーションフェイルオーバー」と比べてください。
- コミュニティ文字列
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SNMPエージェントに送信するSNMPクエリーを認証するために使用されるテキストパスワードです。
- コンソール
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NNMiコンソールを参照してください。
- 根本原因解析(RCA)
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ネットワークインシデントの根本的な原因を特定するための,問題解決機能です。NNMiの根本原因解決(RCA)エンジンが通知された問題を評価することによって,インシデントが発生したと判断します。
し
- シード
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ネットワーク検出プロセスの開始点として機能すれば,NNMiのネットワーク検出を助けるSNMPノードのことです。例えば,監視する環境によってはコアルータがシードになります。各シードは,IPアドレスやホスト名によって識別されます。自動検出を無効にすると,検出プロセスはシード検出に限定されます。この場合,指定したノードだけが検出され,NNMiデータベースに追加されます。「自動検出」と「シード検出」も参照してください。
- シード検出
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シード,またはシードファイルを基にしたプロセスで,シードとして指定したノードについてだけ検出し,レイヤー2の接続情報を返します。シード検出は,特定したクエリーとタスクのネットワークインベントリだけを保守します。自動検出と比べてください。「スパイラル検出」も参照してください。
- システムアカウント
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NNMiのインストール時に使用するために提供される特別なアカウントです。システムアカウントは,インストール終了後は,コマンドラインのセキュリティや復旧目的だけに使用されます。「ユーザーアカウント」も参照してください。
- 自動検出
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1つ以上の検出ルールに該当するすべてのSNMPノードを自動的に検出し管理下とする,スパイラル検出プロセスです。シード検出と比べてください。「スパイラル検出」と「検出ルール」も参照してください。
す
ゆ
- ユーザーアカウント
-
ユーザーやユーザーグループが,NNMiにアクセスするための方法です。ユーザーアカウントは,NNMiコンソールで設定されます。それに定義済みのユーザーロールが割り当てられます。システムアカウントおよびユーザーロールを参照してください。
- ユーザーロール
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NNMi管理者は,ユーザーアクセス設定の一環として,各ユーザーアカウントに定義済みのユーザーロールを割り当てます。ユーザーロールによって,NNMiコンソールにアクセス可能なユーザーアカウント,および各ユーザーアカウントで使用可能なワークスペースとアクションが決まります。NNMiには,プログラムによってあらかじめ定義され変更できない次の階層型ユーザーロールがあります。
管理者,オペレータレベル2,オペレータレベル1,ゲスト。
「ユーザーアカウント」も参照してください。
れ
- レイヤー2(L2)
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階層化通信モデルであるOpen Systems Interconnection(OSI)のデータリンク層です。データリンク層では,ネットワークの物理リンクを介してデータの伝送を行います。スイッチは,レイヤー2のデータを転送するデバイスで,宛先Media Access Control(MAC)アドレスからメッセージの転送先を決定します。
- レイヤー3(L3)
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階層化通信モデルであるOpen Systems Interconnection(OSI)のネットワーク層です。ネットワーク層は,ネットワーク上の隣接するノードのアドレスの取得,データ伝送経路の選択,サービス品質などに関与します。また,ローカルホストドメインへの受信メッセージの認識・転送なども行っています。サブネットの接続はすべてレイヤー3(IP)レベルで行われます。