JP1/NETM/DMを新規にインストールする場合は，次の手順で，上位システムのプログラムから順にインストールしてください。

1. JP1/NETM/DM Managerをインストールする。
   配布管理システムのPCにJP1/NETM/DM Managerをインストールします。
   
2. リレーショナルデータベースを作成する。
   データベースマネージャを使用してJP1/NETM/DM用のリレーショナルデータベースを作成します。リレーショナルデータベースの作成方法については，「7.　リレーショナルデータベースを設定する」を参照してください。
   
3. JP1/NETM/DM Client（中継システム）をインストールする。
   中継システムのPCにJP1/NETM/DM Client（中継システム）をインストールします。
   
4. JP1/NETM/DM Client（クライアント）をインストールする。
   クライアントのPCにJP1/NETM/DM Client（クライアント）をインストールします。
   媒体を使用してインストールしてもかまいませんが，クライアントの台数が多い場合は，JP1/NETM/DM Administrator Kitで作成したインストールセットを使用してインストールすると便利です。インストールセットを使用したJP1/NETM/DM Client（クライアント）のインストール方法については，「1.2.4　インストールセットを使用したJP1/NETM/DM Client（クライアント）のインストール方法」を参照してください。
   

インストール時の注意事項

• 中継システムまたはクライアントのPCにJP1/NETM/DM Client - BaseおよびJP1/NETM/DM Client - Baseのオプション製品をインストールする場合は，JP1/NETM/DM Client - Baseをインストールしたあとに，オプション製品をインストールしてください。
• JP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM Clientのインストールが完了したあとに，他製品をインストールする場合は，コンピュータを再起動してからインストールしてください。
• インストール先ディレクトリおよび各種セットアップで設定するディレクトリにはローカルドライブを指定してください。ネットワークドライブを指定した場合，動作は保証されません。
  なお，ソフトウェア操作履歴格納ディレクトリおよび操作履歴退避ディレクトリにはネットワークドライブをUNC形式で指定できます。
  

Windows Server 2008，Windows Server 2012にJP1/NETM/DM Managerをインストールした後，イベントログ（システム）に次のメッセージが出力される場合がありますが，動作上，問題はありません。

• Remote Install Serverサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。
  
• Hitachi Alert Process Serviceサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。
  
• Hitachi SMC Serviceサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。
  

Windows Vista，Windows 7，Windows 8，Windows Server 2008，Windows Server 2012にJP1/NETM/DM ClientまたはJP1/NETM/DM Client - Baseをインストールした後，イベントログ（システム）に次のメッセージが出力される場合がありますが，動作上，問題はありません。

• Client Install Serviceサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。
  
• Hitachi Alert Process Serviceサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。
  
• Hitachi SMC Serviceサービスは，対話型サービスとしてマークされています。
  しかし，システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
  このサービスは，正常に機能しない可能性があります。