JP1/NETM/Network Monitor - Managerがフェールオーバーするタイミングの例を，次に示します。ただし，フェールオーバーするか，しないかは管理者が設定します。

• JP1/NETM/Network Monitor - ManagerがNTサービス上で終了した状態になった場合
• ハードウェアに障害が起きた場合
• OSに障害が起きた場合
• 電源が切れた場合
• ネットワークに障害が起きた場合

フェールオーバーが発生した場合，管理者が実施する作業を示します。

JP1/NETM/Network Monitor - Managerは待機系サーバで開始されるため，イベントログにJP1/NETM/ Network Monitor - Manager開始のメッセージが出力されます。正常に開始していることを確認してください。

クラスタシステムで運用する場合の注意事項を次に示します。

• JP1/NETM/ Network Monitorのサービスが開始または終了できない場合は，JP1/NETM/ Network Monitorのプロセスが残っていることがあります。このような場合には，システムを再起動してください。
• クラスタシステムの論理IPアドレス上で動作するサービスに対して，起動管理機能（NTサービス）は利用できません。クラスタシステムでは，JP1/NETM/ Network Monitorの開始管理にはクラスタソフトを利用してください。
• クラスタシステムでJP1/NETM/ Network Monitorを運用する場合は，JP1/NETM/ Network Monitorの自動開始の設定はしないでください。