WebConsoleの操作ログは，以下のディレクトリ下に格納されます。

インストールディレクトリ\WebConsole\log

WebConsoleの操作ログは以下のファイルに保存されます。

nmwebconsoleauditlog.log

統合管理ツールの「ツール」メニューから「WebConsole」の「プロパティ」で定義した「ログ件数」を超えた場合，ファイル名を変更して「プロパティ」で定義した「ログファイル数」だけ保存していきます。ログファイル数を超えた場合，古いログから削除されます。

したがって，WebConsoleの操作ログは，

　ログ件数×ログファイル数

だけ保存されます。

WebConsoleの操作ログは，JP1/Auditの統一フォーマットにしたがって作成されます。

操作ログフォーマット（実際は1行で出力されます）

CALFHM 1.0, seqnum=通番, msgid=メッセージID, date=日時・時刻, progid=プログラム名, compid=コンポーネント名, pid=PID, ocp:host=発生場所, ctgry=監査事象の種別, result=監査事象の結果, subj:uid=識別子(利用者), obj=事象の対象, op=オブジェクトに対する行為, msg=“監査事象の内容”

以下の項目は動作時に設定されます。

• 通番
• 日時・時刻（出力例 : 2009-02-11T14:19:12.271+09:00）
• PID
• 発生場所（コンピュータ名）
• 識別子（利用者）

以下の項目は固定で出力されます。

• プログラム名（JP1/NETM/NetworkMonitor）
• コンポーネント名（WebConsole）

【操作ログ出力例】

CALFHM 1.0, seqnum=1, msgid=KDNE0001-I, date=2009-02-11T14:19:12.271+09:00, progid=JP1/NETM/NetworkMonitor, compid=WebConsole, pid=1234, ocp:host=SERVER1, ctgry=Authentication, result=Success, subj:uid=user1, obj=Login, op=Login, msg="user1がログインしました。" CALFHM 1.0, seqnum=2, msgid=KDNE0003-I, date=2009-02-11T14:19:12.271+09:00, progid=JP1/NETM/NetworkMonitor, compid=WebConsole, pid=1234, ocp:host=SERVER1, ctgry=Authentication, result=Success, subj:uid=user1, obj=Logout, op=Logout, msg="user1がログアウトしました。"

以下にWebConsoleが出力する操作ログの一覧を示します。

表19-7　操作ログ一覧

No	メッセージID （msgid）	種別 （ctgry）	結果 （result）	対象 （obj）	オブジェクトに対する行為（op）	監査事象の内容 （msg）
1	KDNE0001-I	Authentication	Success	Login	Login	<ユーザ名>がログインしました。
2	KDNE0002-I	Authentication	Failure	Login	Login	<ユーザ名>がログインに失敗しました。
3	KDNE0003-I	Authentication	Success	Logout	Logout	<ユーザ名>がログアウトしました。
4	KDNE0004-I	Authentication	Success	Login	Login	<ユーザ名>が機器申請にログインしました。
5	KDNE0005-I	Authentication	Failure	Login	Login	<ユーザ名>が機器申請のログインに失敗しました。
6	KDNE1001-I	ConfigurationAccess	Success	User	Update	<ユーザ名>がユーザ情報を編集しました。内容=[登録], ユーザ=[<ユーザ名>]
7	KDNE1002-I	ConfigurationAccess	Success	User	Delete	<ユーザ名>がユーザ情報を編集しました。内容=[削除], ユーザ=[<ユーザ名>]
8	KDNE2001-I	ConfigurationAccess	Success	Permit	Update	<ユーザ名>が許可機器を編集しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>]
9	KDNE2002-I	ConfigurationAccess	Success	Permit	Delete	<ユーザ名>が許可機器を編集しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>]
10	KDNE2003-I	ConfigurationAccess	Success	Apply	Add	<ユーザ名>が許可機器を申請しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>]
11	KDNE2004-I	ConfigurationAccess	Success	Apply	Delete	<ユーザ名>が許可機器を申請しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>]
12	KDNE2005-I	ConfigurationAccess	Success	Approve	Add	<ユーザ名>が許可機器を承認しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>]
13	KDNE2006-I	ConfigurationAccess	Success	Approve	Delete	<ユーザ名>が許可機器を承認しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>]
14	KDNE2007-I	ConfigurationAccess	Success	Reject	Add	<ユーザ名>が許可機器の申請を却下しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>]
15	KDNE2008-I	ConfigurationAccess	Success	Reject	Delete	<ユーザ名>が許可機器の申請を却下しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>]
16	KDNE2009-I	ConfigurationAccess	Success	ApplyCancel	Add	<ユーザ名>が許可機器の申請を取り消しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>]
17	KDNE2010-I	ConfigurationAccess	Success	ApplyCancel	Delete	<ユーザ名>が許可機器の申請を取り消しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>]
18	KDNE3001-I	ConfigurationAccess	Success	Fix	Update	<ユーザ名>が固定機器を編集しました。内容=[登録], MAC=[<MACアドレス>], IP=[<IPアドレス>], 登録先=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
19	KDNE3002-I	ConfigurationAccess	Success	Fix	Delete	<ユーザ名>が固定機器を編集しました。内容=[削除], MAC=[<MACアドレス>], IP=[<IPアドレス>], 登録先=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
20	KDNE4001-I	ManagementAction	Success	Operation	Refresh	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[ネットワーク情報の更新], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
21	KDNE4002-I	ManagementAction	Success	Operation	Download	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[監視情報の更新], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
22	KDNE4003-I	ManagementAction	Success	Operation	Permit	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[許可機器一覧の配信]
23	KDNE4004-I	ManagementAction	Success	Operation	Fix	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[固定機器一覧の配信], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
24	KDNE4005-I	ManagementAction	Success	Operation	Omit	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[排除モードをONに変更], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
25	KDNE4006-I	ManagementAction	Success	Operation	NotOmit	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[排除モードをOFFに変更], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
26	KDNE4007-I	ManagementAction	Success	Operation	Detect	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[検出モードをONに変更], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
27	KDNE4008-I	ManagementAction	Success	Operation	NotDetect	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[検出モードをOFFに変更], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
28	KDNE4009-I	ManagementAction	Success	Operation	Start	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[監視処理の起動], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]
29	KDNE4010-I	ManagementAction	Success	Operation	Stop	<ユーザ名>が監視装置を操作しました。内容=[監視処理の停止], 操作対象=[グループ][サブグループ][ネットワーク]