JP1/NETM/Network Monitor - Manager

[目次][索引][前へ][次へ]

19.12.1 操作ログ収集手順

JP1/AuditでWebConsoleの操作ログの情報を収集するためには,JP1/Auditの定義ファイルに設定する必要があります。JP1/Auditの定義ファイルは以下の3種類があります。定義ファイルの詳細はJP1/Auditのマニュアルを参照してください。

表19-6 定義ファイル

No 定義ファイル 説明 設定要否
1 正規化ルールファイル 監査ログ収集対象サーバから収集した監査ログを正規化して,データベースへ格納するためのパターンを定義したファイルです。 不要
2 製品定義ファイル ログファイルトラップ機能の動作を決めるファイルです。
3 動作定義ファイル 監査ログ収集対象サーバ側からログファイルトラップ機能を起動するときの動作を定義したファイルです。
(1) 正規化ルールファイル
正規化ルールファイルは,JP1/Audit - Managerが提供している統一フォーマット用「admrglrule_CALFHM.conf」ファイルを使用します。
(2) 製品定義ファイル
製品定義ファイルの作成例
AuditLogNum=1
AuditLogName= nmmwebconsoleauditlog.log
RegularPattern=admrglrule_CALFHM.conf
AuditLogNum:監査ログの数(1を指定)
AuditLogName:監査ログのファイル名(nmmwebconsoleauditlog.logを指定)
RegularPattern:正規化ルールファイル名(admrglrule_CALFHM.confを指定)
(3) 動作定義ファイル
動作定義ファイルの作成例
retry-times=60
retry-interval=10
FILETYPE=SEQ2
ACTDEF= <Information>1000 "^CALFHM"
retry-times:リトライ回数
retry-interval:リトライ間隔
FILETYPE:ログファイルのデータ出力形式(SEQ2を指定)
ACTDEF:ログファイル中のデータ正規表現と,対応するイベントIDおよび重要度