バージョン番号は，監視対象のネットワークで動作している，JP1/NETM/Network MonitorのPP形名，バージョンなどを表示します

• 不正接続統計表示
  不正接続統計は，日，週，月単位に不正な機器（未登録の機器）が何回ネットワークに接続されたかを表示します。この数字は，不正な機器の台数ではありませんので注意してください。不正な機器が何台接続されているかは，拒否機器一覧を参照してください。
  不正接続統計を表示した当日は太字で表示します。当日より後に表示されている情報は過去の情報になります。例えば，当日が水曜日であった場合，木曜日から土曜日の情報はその前の週の情報になります。
  

  図6-42　不正接続統計画面

  

• スイッチ情報表示
  スイッチ情報は，不正機器を検出したときに，不正機器が接続されているスイッチのアドレスやポートの位置を特定するため，JP1/NETM/Network Monitor が認識しているスイッチの一覧を表示します。
  このスイッチ一覧は監視するネットワーク単位に登録されます。
  

  図6-43　スイッチ情報一覧画面

  

  スイッチ情報は以下のように表示されます。
  

  表6-7　スイッチ情報

  No	種別	意味
  1	SW	スイッチ
  2	RP	リピータ
  3	UNKNOWN	指定されたIPアドレスが見つからないか，スイッチの定義情報が誤っている。 MACアドレスは0で表示されます。

  SW, RPの機器は，JP1/NETM/Network Monitor がMIBを収集する機器と認識したものです。
  

JP1/NETM/Network Monitor の起動，停止，状態表示をおこないます。

JP1/NETM/Network Monitor の起動・停止を実行した場合は，下記のように表示されます。

• JP1/NETM/Network Monitorの状態表示
  

  実行結果 nxnmd (pid 1504) is running...　　　　←※1 nxnmptrl (pid 1503) is running... nxnmtmr (pid 1502) is running... nxnmdetc (pid 1501) is running... nxnminit (pid 1500) is running... 起動指定 192.168.0.31　　　　　　　　　　　←※2

※1　（ ）内は，監視プロセスのPIDです。1台の監視装置で複数のサブネットワークを監視している場合，複数起動されます。

※2　監視対象ネットワークでの監視装置のIPアドレスです。1台の監視装置で複数のサブネットワークを監視している場合，複数起動されます。

• JP1/NETM/Network Monitorの起動
  

  実行結果 Stopping NetworkMonitor services　　　　　　　　←※3 Stopping NetworkMonitor services end Starting NetworkMonitor services NetworkMonitor start [192.168.0.31] : start up OK 　←※4 Starting NetworkMonitor services end

※3　すでに起動されていても一度停止してから，起動します。再起動となります。

※4　1台の監視装置で複数のサブネットワークを監視している場合，複数起動されます。

• JP1/NETM/Network Monitorの停止
  

  実行結果 Stopping NetworkMonitor services Stopping NetworkMonitor services end