JP1/NETM/Network Monitor

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2.1 基本構成

ルータやL3スイッチで区切ったサブネットワーク単位(ブロードキャストが届く範囲)に,監視装置(JP1/NETM/Network Monitor)を用意してください。

また,監視可能なアドレス管理体系として,固定IPアドレス,DHCPによる自動IPアドレス割り当てをサポートします。

図2-1 基本構成

[図データ]

表2-1 システム構成要素一覧

構成要素 説明
JP1/NETM/Network Monitor サブネットワーク単位に監視を行うソフトウェアです。監視装置にインストールします。
接続されたサブネットワークを監視し,不正持込みPCの検出や強制排除を行います。不正持込みPCの検出をログに記録し,統合管理ツール(JP1/NETM/Network Monitor - Manager),または,SNMPマネージャに通知します。
監視装置 JP1/NETM/Network Monitorを搭載した装置です。
管理者用PC JP1/NETM/Network Monitorを集中管理するためのPCです。管理者は,ネットワークへの接続を許可するPCの一覧を登録したり,検出状況の確認をWebブラウザにて行うことができます。
また,統合管理ツール(JP1/NETM/Network Monitor - Manager)をインストールすることにより,統合管理ツールの画面で複数の監視ネットワークの情報を参照したり,許可機器一覧の一括更新をおこなうことができます。
監視対象 監視対象となる機器です。Windows(R) 95,Windows(R) 98,Windows(R) Me,Windows(R) XP,Windows NT(R) 3.51および4.0,Windows(R) 2000,Windows Server(R) 2003,Windows Vista(R),Windows Server(R) 2008,Windows(R) 7,Windows Server(R) 2012,Windows(R) 8,Red Hat Enterprise Linux 4,Red Hat Enterprise Linux 5,Red Hat Enterprise Linux 6を搭載しているPCとします。
上記以外のMacintoshやUNIX,組込みOSなどの機器については,標準TCP/IPを使用している場合に限り,監視対象となります。