Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


15.2.2 トラブル発生時に個別採取する資料

admlog.vbsコマンドで一括して取得できる資料に加えて,次の表に示す資料を取得してください。

表15‒1 監査証跡管理システムのトラブル発生時に取得する資料(個別取得)

項番

対象サーバ

資料内容

格納場所

1

監査ログ管理サーバ

IISログ情報

次に示すフォルダ配下のすべてのファイルです。

Windows Server 2012またはWindows Server 2008の場合
  • IISマネージャで設定したログファイルフォルダ

    格納場所のデフォルト値:

    システムドライブ\inetpub\logs\LogFiles

Windows Server 2003の場合
  • IISマネージャで設定したログファイルフォルダ

    格納場所のデフォルト値:

    システム環境変数windirの設定値\system32\LogFiles

2

IIS設定情報

次に示すファイルまたはフォルダ配下のすべてのファイルです。

Windows Server 2012またはWindows Server 2008の場合

各取得ファイルの格納場所のデフォルト値

  • システム環境変数windirの設定値\system32\inetsrv\config

  • システムドライブ\inetpub\history

  • システムドライブ\inetpub\temp\appPools

Windows Server 2003の場合
  • システム環境変数windirの設定値\system32\inetsrv\MetaBase.xml

3

正規化ルール定義情報

admrrexportコマンドを実行して,すべての製品情報をバックアップした正規化ルール定義エクスポートファイルをコピーしてください。格納場所はadmrrexportコマンドの-oオプションに指定したパスです。

4

監査ログ収集対象サーバ

ログ

次に示すファイルをコピーしてください。

Windowsの場合
  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00以降を新規インストールしたとき

    任意のインストール先フォルダ\log\*.log

  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンからバージョンアップしたとき

    システムドライブ\Program Files\Hitachi\jp1netmaudit\manager\log\*.log

UNIXの場合
  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00以降を新規インストールしたとき

    /var/opt/jp1netmaudit/agent/log/*.log

  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンからバージョンアップしたとき

    /opt/jp1netmaudit/manager/log/*.log

5

設定情報

次に示すファイルをコピーしてください。

Windowsの場合
  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00以降を新規インストールしたとき

    任意のインストール先フォルダ\conf\*

  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンからバージョンアップしたとき

    システムドライブ\Program Files\Hitachi\jp1netmaudit\manager\conf\*

UNIXの場合
  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00以降を新規インストールしたとき

    /etc/opt/jp1netmaudit/agent/conf/*

  • JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンからバージョンアップしたとき

    /opt/jp1netmaudit/manager/conf/*

6

監査ログ専用イベントデータベースの設定情報

次に示すファイルをコピーしてください。

  • 監査ログ専用フォルダ(監査ログ専用ディレクトリ)\jp1netmaudit\event\conf

  • 監査ログ専用フォルダ(監査ログ専用ディレクトリ)\jp1netmaudit\event\forward