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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


1.3.5 バックアップの取得履歴を確認する

監査ログをバックアップしたときの履歴を確認する運用例を紹介します。

監査ログをバックアップすると,バックアップの実行情報がバックアップ実行履歴としてデータベースに格納されます。この監査ログのバックアップ実行履歴を検索して,目的の監査ログが保存されているバックアップファイルがどのファイルか確認できます。また,必要に応じて,このバックアップ実行履歴からバックアップファイルをダウンロードできます。

管理している監査ログの履歴を確認する運用例を次の図に示します。

図1‒18 管理している監査ログの履歴を確認する運用例

[図データ]

  1. 監査ログのバックアップファイルの作成

    監査ログ管理データベースに格納されている監査ログを,監査ログ管理サーバに,コマンドを使用してバックアップします。

    バックアップを実行すると,バックアップ実行履歴が監査ログ管理データベースに格納され,バックアップファイルが監査ログ管理サーバ上に作成されます。

  2. バックアップ履歴の確認

    監査ログのバックアップ履歴を検索して,目的の監査ログが保存されているバックアップファイルがどのファイルか確認します。

    監査ログのバックアップ履歴の確認は,次の図に示すバックアップ履歴画面で実施します。

    図1‒19 バックアップ履歴画面

    [図データ]

    バックアップ日時やバックアップ名などの検索条件を入力して,監査ログのバックアップ履歴を検索します。

  3. 監査ログのバックアップファイルをダウンロード

    監査ログ管理サーバ内に保存されている監査ログのバックアップファイルを,バックアップ履歴画面を使用して,ダウンロードします。