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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド


17.30 addfwlist.bat(Windowsファイアウォールの例外許可設定)

Windowsファイアウォールが有効なコンピュータにJP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverをインストールすると、自動的に例外許可が設定されます。ただし、Windowsファイアウォールが無効なコンピュータの場合、例外許可は設定されません。このため、JP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site Serverをインストールしたあとで、Windowsファイアウォールを無効から有効に変更する場合は、このコマンドでWindowsファイアウォールの例外許可設定を行ってください。

機能

JP1/IT Desktop Management - ManagerまたはJP1/IT Desktop Management - Remote Site ServerをWindowsファイアウォールの例外対象に設定します。

なお、このコマンドは管理用サーバ、データベースサーバ、またはサイトサーバ上で実行してください。

形式

addfwlist.bat

引数

引数はありません。

格納先

JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ(管理用サーバまたはデータベースサーバの場合)またはサイトサーバのインストール先フォルダ(サイトサーバの場合)¥mgr¥bin¥

管理用サーバまたはデータベースサーバの場合、JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

注意事項

このコマンドは、Windowsファイアウォールのサービスが開始している状態で実行してください。

戻り値

addfwlist.batコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

-1

コマンドが異常終了しました。

使用例

Windowsファイアウォールの例外許可設定を行うコマンドの使用例を次に示します。

addfwlist.bat

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