7.2.2 データ送受信コマンドの環境設定
- 〈この項の構成〉
(1) 環境変数の設定
データ送受信コマンドで使用するライブラリのインストールフォルダを環境変数に指定します。ライブラリは,Windowsの場合(<ジョブ実行プログラムインストールフォルダ>\csmi\jdk\jre)以下に,Linuxの場合は,(/opt/jp1dh/aje/ajee/csmi/jdk/jre)以下に格納されています。
(a) Windowsの場合
次に示す環境変数を設定します。
- 例)<ジョブ実行プログラムインストールフォルダ>が
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C:\Program Files (x86)\HITACHI\JP1DH\AJE\AJEEの場合
環境変数名称:DW_CMD_JRE_HOME
変数値:C:\Program Files (x86)\HITACHI\JP1DH\AJE\AJEE\csmi\jdk\jre
(b) Linuxの場合
環境変数に,「DW_CMD_JRE_HOME=/opt/jp1dh/aje/ajee/csmi/jdk/jre」を設定します。
/.bashrcに追加する場合の例
export DW_CMD_JRE_HOME=/opt/jp1dh/aje/ajee/csmi/jdk/jre |
(2) データ送受信コマンドの設定
データ送受信コマンドの設定では,次の設定ファイルを編集します。なお,設定ファイルの詳細については「7.3.1(6) 設定ファイル」を参照してください。
コマンドプロパティファイル(property.xml)のサンプルファイルをインストールフォルダから任意の場所にコピーします。
サンプルファイルは,Windowsの場合(<ジョブ実行プログラムインストールフォルダ>\bin\DWClient)以下に,Linuxの場合(/opt/jp1dh/aje/ajee/bin/DWClient)以下に格納されています。サンプルファイルは上書きインストールにより初期化されるため,サンプルファイルを直接編集して使用しないでください。
コピーしたコマンドプロパティファイル(property.xml)を開き,次の情報を入力し保存します。
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接続先サーバのURL
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ユーザID
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パスワード
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認証方式
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証明書ファイルのパス
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証明書ファイルのパスワード
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プロキシサーバ認証情報