9.3.6 資料の採取方法
「9.3.2 JP1/FTPに関する情報」に示した資料は,採取ツールを使用して採取することもできます。採取ツールを使用することで,採取の手間が軽減できます。
採取ツールの詳細を次に示します。
(1) 名称
FTSLOGCLCT.BAT
(2) 格納ディレクトリ
JP1/FTPのインストールディレクトリ
(3) 実行形式
FTSLOGCLCT.BAT[△/D△履歴情報ディレクトリ]△採取先ディレクトリ
△は半角空白を示します。
(4) 機能
障害情報を採取先ディレクトリ以下にコピーします。
(5) 引数
- 履歴情報ディレクトリ
-
履歴情報ディレクトリを指定します。
省略した場合は,環境定義で定義されている履歴情報ディレクトリとなります。
- 採取先ディレクトリ
-
障害情報の採取先のディレクトリを指定します。
ディレクトリが存在しない場合は,新規に作成します。
ディレクトリが存在する場合は,上書きします。
(6) 実行権限
Administrators権限(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合は管理者)