JP1/Script(Windows(R)用)
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- 機能
- 複数パラメタ指定で実行ファイル(EXEファイル,BATファイル,COMファイル,SPTファイル,CMDファイル,関連付けられたファイル)を呼び出します。終了待ちの有無を指定できます。
- 構文
Object . Exec ( FileName , Flag , Parameter )
- 指定項目
- Object
- SPTOコントロールへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
- FileName
- 呼び出す実行ファイル名を文字列型で指定します。
- 実行ファイルに指定できるファイルの種類は次のとおりです。
- 実行形式ファイル(.EXE)
- MS-DOSバッチファイル(.BAT)
- MS-DOS実行形式ファイル(.COM)
- JP1/Scriptファイル(.SPT)
- コマンドスクリプト(.CMD)
- 関連付けられたファイル
- Flag
- FileNameで指定された実行ファイルの終了待ちをするかどうかをブール型で指定します。終了待ちをするときはTrueを,終了待ちをしないときはFalseを指定します。
- Parameter
- FileNameで指定されたファイルの実行に必要なパラメタがある場合,パラメタを文字列型で指定します。
- 複数のパラメタを指定する場合は,各パラメタを空白で区切って指定します。
- なお,パラメタに次の文字列を指定した場合,特別な意味を持ちます。
パラメタ |
意味 |
"/SPT:HIDE" |
アプリケーションのウィンドウを非表示にします。 |
"/SPT:MIN" |
アプリケーションのウィンドウを最小化します。 |
"/SPT:MAX" |
アプリケーションのウィンドウを最大表示します。 |
- パラメタはコマンドラインパラメタとして実行ファイルに渡されますが,"/SPT:HIDE","/SPT:MIN",および"/SPT:MAX"パラメタはコマンドラインパラメタとしては渡されません。
- 説明
- 指定された実行ファイルを実行します。
- FlagにTrueが指定された場合は,呼び出したアプリケーションが終了するまで待機し,Falseが指定された場合は,アプリケーションが終了するまで待機しないで次の処理に移ります。
- アプリケーションが正常終了した場合はTrueを,それ以外の場合はFalseを,メソッドの実行結果として返します。
- アプリケーションの終了待ちをし,メソッドの実行結果がTrueの場合は,実行ファイルの終了コードをEXECRTNプロパティに長整数型(long)で格納します。終了待ちをしない場合やメソッドの実行結果がFalseの場合は,EXECRTNプロパティには何も格納されません。
- また,アプリケーションの終了待ちをしない場合,実行ファイルの識別子をEXECIDプロパティに文字列型で格納します。
- 対象バージョン
- JP1/Script 05-00以降
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