JP1/Script(Windows(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
- 機能
- 一時ファイル名を作成します。
- 形式
TempFile ( FileNameBuff , 〔Prefix〕 〔, DirName〕 )
- 指定項目
- FileNameBuff
- 作成した一時ファイル名を受け取る変数名を指定します。
- Prefix
- プレフィックスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。プレフィックスは先頭の3文字が有効となります。
- この値は省略できます。省略した場合,"STX"が仮定されます。
- DirName
- 一時ファイルを作成するフォルダ名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,システムの一時フォルダを仮定します。
- 説明
- 一時ファイル名をDirNameで指定したフォルダにpre<16進文字列>.TMPで作成します。
- pre:Prefixに指定した文字
- <16進文字列>:システム時刻に基づいて生成された16進文字(1〜FFFF)
- コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
- このコマンドは,作成されたファイル名でファイルサイズ0バイトのファイルを実際に作成します。なお,作成されたファイルは自動的に削除されることはありません。
- 補足
- Windows Vista以降のOSで,環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のフォルダを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
- 例
' 一時ファイル名を作成して,作成した一時ファイルに
' "MODEM.INF"をコピーする。
Dim bkupFileName ,outDir1
outDir1 = _TEMP_
' プレフィックス"BUP"で一時ファイル名を作成する。
TempFile ( bkupFileName ,"BUP" ,outDir1 )
Copy ( outDir1+"MODEM.INF" ,bkupFileName )
- 対象バージョン
- JP1/Script 01-00以降
Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2012, Hitachi Solutions, Ltd.