JP1/Script(Windows(R)用)

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8.5.10 MakeDirフォルダを作成する

機能
フォルダを作成します。
形式
MakeDir ( DirPath )
指定項目
DirPath
作成するフォルダパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
説明
指定されたフォルダを作成します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
指定されたフォルダまでのパスが存在しない場合でも,途中のパスを作成してフォルダを作成します。
補足
  • Windows Vista以降のOSで,環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のフォルダを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
  • 作成するフォルダにアクセス権限を設定できます。指定されたフォルダまでのパスがない場合,途中のパスの作成にも適用されます。設定するアクセス権限は,あらかじめ次に示すレジストリキーに設定しておいてください。
〔レジストリキー〕
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\JP1/Script\SPTX\Option
〔値名〕
SecurityAttributesSucceed
〔値のデータタイプ〕
REG_DWORD
〔値〕
0:設定しない
1:「上位フォルダのアクセス権を継承する」を設定する。
2:「Everyone:フルコントロール」を設定する。
値が設定されていない場合や上記以外の値が設定された場合は,デフォルトの0を仮定します。
〔設定が有効になるタイミング〕
スクリプトファイルの次回実行時
' Windowsフォルダ下に"HITACHI"フォルダを作成する。
MakeDir ( _WIN_+"HITACHI" )
対象バージョン
JP1/Script 01-00以降