JP1/Script(Windows(R)用)

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8.3.17 SeparateStrCount文字列分割を行い,分割文字列の数を返す

機能
指定された文字列に対して,指定された区切り文字で文字列分割を行い,分割した文字列の数を返します。
形式
SeparateStrCount ( String , SeparateChar )
指定項目
String
分割する文字列を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
SeparateChar
区切り文字を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
説明
指定された文字列に対して,指定された区切り文字で文字列分割を行い,分割した文字列の数を返します。
区切り文字が見つからないため分割できない場合は,1を返します。
区切り文字がStringの先頭や末尾にある場合は,その区切り文字の直前や直後に長さ0の文字列("")があるものとして分割した文字列の数を返します。
また,Stringで指定した文字列が長さ0の文字列("")である場合は,0を返します。
分割した文字列を取得するには,SeparateStrコマンドを使用します。
「分割する文字列」にn個のダブルクォーテーション(")を文字としてそのまま含めるには,(n*8)個のダブルクォーテーション(")を指定しなければなりません。
ただし,次のレジストリの値に2を設定した場合は,(n*2)個のダブルクォーテーション(")を指定してください。
〔レジストリキー〕
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\JP1/Script\SPTX
〔値名〕
ParseDQ
〔値のデータタイプ〕
REG_DWORD
〔値〕
0:パラメタ文字列にn個のダブルクォーテーション(")を含む場合,(n*2)個のダブルクォーテーション(")の指定が無効となる(初期値)
2:パラメタ文字列にn個のダブルクォーテーション(")を含む場合,(n*2)個のダブルクォーテーション(")の指定が有効となる
 
なお,〔値〕に1(SetGV,GetGV,DeleteGVコマンドを参照)と2の両方を指定する場合は3を指定してください。
〔設定が有効になるタイミング〕
スクリプトファイルの次回実行時
' 変数count1には3が格納される。
Dim  count1
count1 = SeparateStrCount ( "JP1  Script  01-00,01-01" ,"  " )
 
' 変数count2には3が格納される。
Dim  count2 ,param
param  = """コード  100""  価格  300"
count2 = SeparateStrCount ( param ,"  " )
 
' 変数count3には4が格納される。
Dim  count3
count3 = SeparateStrCount ( "コード100;コード200;コード300;" ,";" )
対象バージョン
JP1/Script 05-00以降