JP1/Script(Windows(R)用)
Scriptメニューエディタウィンドウのメニューフォームビューで,スタティックコントロールを選択してダブルクリックすると,[スタティックプロパティ]ダイアログが表示されます。
[スタティックプロパティ]ダイアログには,「一般」,「共通」,「背景」,「スタイル」の四つのタブがあります。
「共通」タブを選択すると,[スタティックプロパティ(共通)]ダイアログが表示されます。
- <この項の構成>
- (1) ダイアログの項目
- (2) ダイアログでの操作
- (3) 処理詳細
(1) ダイアログの項目
[スタティックプロパティ(共通)]ダイアログでは,スタティックコントロールに表示させるテキストについて,次の項目を設定できます。
- フィールド名
- フィールドの名称を指定します。
- フィールド名は,変数の名前付け規則に従って指定してください。
- テキストの配置
- 縦方向・横方向
- テキストを配置するときの縦方向と横方向の位置をドロップダウンリストから選択します。
- デフォルトでは「縦方向」は「上寄り」,「横方向」は「左寄り」が設定されています。
- テキストカラー
- テキストの色を指定します。
- デフォルトでは「黒色」が設定されています。
- 背景色
- スタティックコントロールの背景の色を指定します。
- デフォルトでは「灰色」が設定されています。
- フォント名
- 現在選択されているフォント名を表示します。
- フォントを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
- デフォルトでは「MS Pゴシック」が設定されています。
- スタイル
- 現在選択されているフォントのスタイルを表示します。
- フォントのスタイルを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
- デフォルトでは「標準」が設定されています。
- サイズ
- 現在選択されているフォントのサイズを表示します。
- フォントのサイズを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
- デフォルトでは「12」が設定されています。
- 取り消し線
- 取り消し線の指定の有無を表示します。
- 取り消し線を変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
- デフォルトでは「なし」が設定されています。
- 下線
- 下線の指定の有無を表示します。
- 下線を変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
- デフォルトでは「なし」が設定されています。
- 表示状態を制御する
- コントロールの表示状態を制御する場合にチェックします。
- 変数名
- コントロールの表示状態を示す値を格納する変数名を指定します。
- 「表示状態を制御する」がチェックされている場合にだけ設定できます。
- この変数名が配列変数の場合,メニューフォーム実行時にエラーになります。
- コントロールの表示状態を示す値は次のとおりです。
- DISABLE
- コントロールはメニューフォーム上に無効状態で表示されます。
- HIDE
- コントロールはメニューフォーム上には表示されません。
- その他
- コントロールはメニューフォーム上に有効状態で表示されます。
- 注意
- JP1/Script 06-71以降では,[起動時にフォーカスを位置付ける],および[再表示時にフォーカスを位置付ける]は無効状態で表示されるようになりました。
(2) ダイアログでの操作
- [OK]ボタンを選択すると,指定した内容が設定されて[スタティックプロパティ]ダイアログが閉じます。
- [キャンセル]ボタンを選択すると,内容を変更しないでダイアログを閉じます。
- 「表示状態を制御する」がチェックされていない場合,コントロールはメニューフォーム上に有効状態で表示されます。
- テスト表示では「表示状態を制御する」の指定は無効になります。
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