JP1/Script(Windows(R)用)
実行環境ファイルコンバータを実行するには,コマンドプロンプトを起動してからコマンドラインに次の形式でコマンドを入力します。
変換元ファイルに実行環境ファイルの拡張子「.SPV」を指定した場合,この変換を行います。
sptuspv△/i△fromFileName(△/o△toDirName)
変換元ファイルに実行環境構文ファイルの拡張子「.SPU」を指定した場合,この変換を行います。
sptuspv△/i△fromFileName(△/o△toDirName)(△operand)
図3-10 /SPT:ALLを指定した場合の実行環境ファイル作成の流れ
表3-24 実行環境ファイルコンバータの戻り値とメッセージ
項番 | 戻り値 | 戻り値の意味 | メッセージ |
---|---|---|---|
1 | 0 | 正常に終了しました(ワイルドカード指定時,対象ファイルすべての変換が正常に終了しました)。 | ファイルを変換しました。(変換されたファイル名) |
2 | 1 | 実行環境構文ファイルの構文に誤りがあります。 | 実行環境構文ファイルの構文に誤りがあります。(エラーとなったファイル名) |
3 | 2 | 範囲外の数値が指定されています。 | 実行環境構文ファイル中に範囲外の値が設定されています。(エラーとなったファイル名) |
4 | 3 | ファイル形式に誤りがあります。 | ファイルが壊れているかまたはファイルの形式が異なります。(エラーとなったファイル名) |
5 | − | 出力先フォルダに変換するファイルが既に存在します。 | 変換後のファイルが出力先ディレクトリに既に存在しました。このファイルの内容はすべて失われました。(上書きされたファイル名) |
6 | 4 | 入力ファイルが存在しません。 | システムエラーメッセージ。(エラーとなったファイル名) |
7 | 5 | 入力ファイルアクセスエラー。 | ファイル管理情報が読めません。(エラーとなったファイル名) |
8 | 20 | 出力先ディレクトリが見つかりません。 | 出力先のディレクトリが見つかりません。(エラーとなったディレクトリ名) |
9 | 21 | 出力ファイルアクセスエラー。 | システムエラーメッセージ。(エラーとなったファイル名) |
10 | 22 | 実行環境ファイル(.SPV),実行環境構文ファイル(.SPU)以外のファイルを指定しました。 | 指定できないファイルです。(エラーとなったファイル名) |
11 | 23 | パラメタを何も指定していないか,指定した内容が不正です。 | パラメタの指定が不正です。 |
12 | 24 | オペランドが不正です。 | 指定したパラメタの組み合わせに誤りがあります。 |
13 | 25 | メモリが不足しています。 | メモリが不足しました。 |
14 | 26 | 対象となるスクリプトファイルがありません。 | 出力先のディレクトリに対象となるスクリプトファイルが存在しませんでした。 |
15 | 27 | 指定したディレクトリが見つかりません。 | 実行環境構文ファイル中に指定しているディレクトリが見つかりません。(エラーとなったディレクトリ名) |
16 | − | 出力ファイルの上書き時に書き込みエラーが発生しました。 | 既に存在するファイルに対して書き込みエラーが発生したため,ファイルを削除しました。(エラーとなったファイル名) |
17 | 99 | 一部変換が失敗しました。※ | − |
注※
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