JP1/Script(Windows(R)用)
JP1/AJS(JP1/AJS2またはJP1/AJS3)と連携してジョブの自動運転・実行管理を行う場合のシステム構成について説明します。JP1/AJSでは,JP1/Scriptで作成したスクリプトファイルをジョブとして定義して,実行できます。
ジョブの自動運転・実行管理を行う場合のJP1/AJSとの連携を次の図に示します。
図1-2 ジョブの実行運転・実行管理を行う場合のJP1/AJSとの連携
マネージャホストのジョブ定義で,エージェントホストで作成したスクリプトファイルの実行をエージェントホストに依頼するジョブを定義すると,実行時刻になった時点で,エージェントホストのスクリプトファイルが実行されます。
また,JP1/AJSでは,GUIを表示し入力待ちになるプログラムをジョブとして実行できませんが,JP1/Scriptのスクリプトファイルを利用すると,GUIを持つプログラムを起動させることができます。詳細は,「8.10.2 NetExec (自PC/他PC上の実行ファイルを呼び出す)」を参照してください。
JP1/AJS2と連携してクライアントからサーバ上のJP1/AJS2のキューへジョブを登録する場合のシステム構成について説明します。JP1/Scriptでは,JP1/AJS2のキューに対してスクリプトファイルを登録できます。JP1/AJS2のキューに対する操作コマンドについては,「8.12 JP1呼び出しコマンド」を参照してください。
クライアントからサーバ上のJP1/AJS2のキューへジョブを登録する場合のJP1/AJS2との連携を次の図に示します。
図1-3 クライアントからサーバ上のJP1/AJS2のキューへジョブを登録する場合のJP1/AJS2との連携
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