JP1/Script(Windows(R)用)
JP1/Scriptで作成するファイルには,ユーザの運用に合わせたアクセス権が設定できます。ファイルごとに運用に合ったアクセス権を設定することで,セキュリティ上の危険を回避できます。設定できるアクセス権を次に示します。
アクセス権を設定するには,次のレジストリキーに値を設定してください。
JP1/Scriptで新規にファイルを作成するときにアクセス権を設定できるファイルを,次の表に示します。
表1-3 アクセス権を設定できるファイル
ファイル名 | 拡張子 | アクセス権限設定 | |
---|---|---|---|
上位フォルダ継承 | Everyone | ||
スクリプトファイル | .SPT | ○ | ○ |
実行環境ファイル | .SPV | ○ | ○ |
自動起動情報ファイル | .SPH | ○ | × |
サーバ環境ファイル | .SPS | ○ | × |
解析トレースファイル | .SPA | ○ | ○ |
実行トレースファイル | .SPX | ○ | ○ |
ユーザトレースファイル | .TXT | ○ | ○ |
サーバトレースファイル | .SPY | ○ | ○ |
モニタリング情報ファイル | .SPD | ○ | ○ |
メニュー情報ファイル | .SPN | ○ | ○ |
トレース管理ファイル | .SPB | ○ | × |
グローバル変数ファイル | .SPG | ○ | × |
操作コマンドで新規にファイルを作成するときに設定できるアクセス権限を,次の表に示します。
表1-4 作成するファイルに対して設定できるアクセス権限
コマンド | アクセス権限設定 | |
---|---|---|
上位フォルダ継承 | Everyone | |
IniRead | × | × |
IniWrite | ○ | ○ |
TextFileReplace | × | × |
TextOpen | ○ | ○ |
TextClose | × | × |
TextRead | × | × |
TextWrite | × | × |
TextSeek | × | × |
GetTextPosition | × | × |
MakeDir | ○ | ○ |
Rename | × | × |
TempDir | × | × |
TempFile | × | × |
SplitFile | ○ | ○ |
CatFiles | ○ | ○ |
SetStandardFile | ○ | ○ |
Copy※ | ○ | ○ |
Message | ○ | ○ |
注※ Option6〜7の値に「Security」が指定されていない場合だけ設定できます。
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