3.3 adshjavaコマンドを使用してJavaのバッチアプリケーションを実行する【Windows,Linux,AIX,HP-UX限定】
JP1/Advanced Shellが提供するadshjavaコマンドを使用して,Javaのバッチアプリケーションを実行するための前提条件と実行方法を次に示します。
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前提条件
JP1/Advanced Shellと同じホストにuCosminexus Application Serverをインストールしてください。また,バッチサーバの設定後,バッチサーバを起動しておいてください。必要なプログラムについては,「2.2.2 環境ごとに必要なプログラム」を参照してください。
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実行方法
Javaのバッチアプリケーションを実行する手順を次に示します。
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Javaのバッチアプリケーションを作成する。
Javaのバッチアプリケーションの作成時の注意事項については,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」を参照してください。
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JP1/Advanced Shellのadshjavaコマンドを使用してJavaのバッチアプリケーションを実行する。adshjavaコマンドにはuCosminexus Application Serverのcjexecjobコマンド(Javaのバッチアプリケーションの実行)に渡す引数を指定する。
adshjavaコマンドの実行権限と実行方法については,「8. 運用時に使用するコマンド」の「adshjavaコマンド(Javaのバッチアプリケーションを実行する)【Windows,Linux,AIX,HP-UX限定】」を参照してください。
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adshjavaコマンドは指定された引数をcjexecjobコマンドに指定して実行する。
cjexecjobコマンドについては,マニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を参照してください。
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adshjavaコマンドはuCosminexus Application Serverのcjexecjobコマンドの実行結果を返す。
cjexecjobコマンドの実行結果は,adshjavaコマンドの終了コードで確認できます。
なお,ジョブの実行中にJP1/Advanced Shellが強制終了を検知した場合は,uCosminexus Application Serverに対してcjkilljobコマンド(バッチアプリケーションの停止)を自動的に実行し,実行中のJavaのバッチアプリケーションを強制終了してからジョブを終了します。
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