2.7.3 PCジョブ/UNIXジョブによるジョブの定義
- 〈この項の構成〉
(1) PCジョブによるジョブの定義
PCジョブでJP1/Advanced Shellのバッチジョブを定義する場合に必要な項目について示します。
-
実行ファイル名
[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「実行ファイル名」,またはユニット定義ファイルの「sc="スクリプトファイル名"」に,adshexecコマンドのパスを指定します。
"インストール先フォルダ\JP1ASE\bin\adshexec.exe"
-
パラメーター
[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「パラメーター」,またはユニット定義ファイルの「prm="パラメーター"」に,adshexecコマンドのオプション,ジョブ定義スクリプトファイル名,および実行時パラメーターを指定します。
-
環境変数
[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「環境変数」,またはユニット定義ファイルの「env="環境変数"」に,次の内容を指定します。
AJS_BJEX_STOP=TERM
JP1/Advanced Shellのバッチジョブとしての指定例を次の図に示します。
(2) UNIXジョブによるジョブの定義
UNIXジョブでJP1/Advanced Shellのバッチジョブを定義する場合に必要な項目について示します。
-
スクリプトファイル名
[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「スクリプトファイル名」,またはユニット定義ファイルの「sc="スクリプトファイル名"」に,adshexecコマンドのパスを指定します。
/opt/jp1as/bin/adshexec
また,1行目に#!で開始するadshexecコマンドのパス(例:#!/opt/jp1as/bin/adshexec)を記述し,実行権限を付与したジョブ定義スクリプトファイルのパスを指定することもできます。
ジョブ定義スクリプトファイルのパス
なお,[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「コマンド文」およびユニット定義ファイルの「te="コマンドテキスト"」にはこれらの内容を記載しないでください。
-
パラメーター
[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「パラメーター」,またはユニット定義ファイルの「prm="パラメーター"」に,adshexecコマンドのオプション,ジョブ定義スクリプトファイル名,および実行時パラメーターを指定します。
スクリプトファイル名にジョブ定義スクリプトファイル名を指定した場合は,実行時パラメーターだけを指定します。
-
環境変数
[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスの[定義]タブの「環境変数」,またはユニット定義ファイルの「env="環境変数"」に,次の内容を指定します。
AJS_BJEX_STOP=TERM
JP1/Advanced Shellのバッチジョブとしての指定例を次の図に示します。