JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
この節では,クラスタシステム運用に対応するためのJP1/AJS3 - SOA Optionの前提条件および環境構築について説明します。
JP1/AJS3 - SOA Optionをクラスタシステムで運用するための前提条件を次に示します。
表6-1 JP1/AJS3 - SOA Optionをクラスタシステムで運用するための前提条件
| 項目 | 前提条件 |
|---|---|
| システム構成 | アクティブ・スタンバイ構成 |
| ホスト環境 | 物理ホスト環境 |
| クラスタソフト | JP1/AJS3 - SOA Optionがサポートするクラスタソフトおよびバージョンであること |
そのほかの前提条件は,JP1/AJSに従います。JP1/AJSの前提条件については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」のクラスタシステムでの運用の章を参照してください。
JP1/AJS3 - SOA Optionは,物理ホストごとにインストールします。インストールについては,「4. インストールとセットアップ」を参照してください。
JP1/AJS3 - SOA Optionのセットアップについては,「4. インストールとセットアップ」を参照してください。
ユーザーWSプログラムは,実行系システムおよび待機系システムの両方のローカルディスク上に配置します。
JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定ファイルの内容は,クラスタシステムの物理ホストごとに一致させてください。また,入力パラメーターファイルおよび認証情報設定ファイルについても,クラスタシステムの物理ホストごとに一致させてください。
環境設定ファイルについては,「4.8 JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定」を参照してください。入力パラメーターファイルおよび認証情報設定ファイルについては,「4.9 運用環境に応じた設定」を参照してください。
クラスタソフトにJP1/AJS3 - SOA Optionを登録する方法について説明します。
JP1/AJS3 - SOA Optionに障害が発生し,フェールオーバーが実行された場合,JP1/AJS3 - SOA Optionのサービスが自動起動されるようにするため,クラスタソフトにJP1/AJS3 - SOA Optionのサービス名「JP1_AJS3_SOA_Controller」を登録します。次の点に注意して登録してください。
Copyright (C) 2012,Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2012,Hitachi Solutions, Ltd.