JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編

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5.2 障害が発生したときに必要な資料を採取するための設定(JP1/AJS3 - View for SOA Optionの場合)

JP1/AJS3 - View for SOA Optionに障害が発生したときには,原因を特定するために,JP1/AJS3 - View for SOA Optionに関する資料を採取する必要があります。

JP1/AJS3 - View for SOA Optionに関する資料は,資料採取コマンド(ajswsv_log)で採取します。資料採取コマンドを使用するにはセットアップが必要です。資料採取コマンドのセットアップ方法を次に説明します。

  1. 資料採取コマンドを任意の別のフォルダにコピーする。
    次の資料採取コマンドをコピーします。
    JP1/AJS3 - View for SOA Optionインストール先フォルダ\tools\ajswsv_log.bat
  2. 資料採取コマンドを編集する。
    手順1でコピーした資料採取コマンドを,テキストエディターを使用して編集します。編集するときは,資料採取コマンドに書き込み権限を設定してください。
    次に,バッチファイルに記述されている標準値を示します。この標準値と異なる場合,バッチファイルの記述を変更してください。
    @set DIR_BACKLOG=%TEMP%\jp1ajs2wsv\backlog
    資料採取コマンドで採取した情報の退避先を設定します。
    資料はDIR_BACKLOGに設定したフォルダの下にあるJP1_DEFAULTに出力されます。DIR_BACKLOGは100バイト以内で設定してください。
    @set INST_DIR=%SYSTEMDRIVE%\Program Files\hitachi\JP1AJS2FORWSV
    JP1/AJS3 - View for SOA Optionのインストール先フォルダを設定します。
    注意
    • %TEMP%および%SYSTEMDRIVE%は,Windowsの環境変数の%TEMP%および%SYSTEMDRIVE%を示します。
    • 資料採取コマンドは,必ず任意の別のフォルダにコピーしてご使用ください。別のフォルダにコピーしないで使用した場合,上書きインストールすると資料採取コマンドの編集内容が失われます。
    • 64bit版のWindowsでは,JP1/AJS3 - View for SOA Optionのインストール時に,インストール先のフォルダを変更していない場合,「Program Files」は「Program Files(x86)」となります。資料採取コマンドを編集する際は,インストール先フォルダの記述を修正してください。

 

参考
64bit版Windowsで資料を採取する場合に必要な設定
64bit版のWindowsを利用している場合,資料採取コマンドを次のように編集する必要があります。
編集前
 
@set REG_KEY=HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHI\JP1AJS2FORWSV
 
編集後
 
@set REG_KEY=HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\HITACHI\JP1AJS2FORWSV