2.3.17 killメソッド
(1) 説明
指定された実行中のジョブおよびジョブネットを強制終了できます。
強制終了できる実行中のジョブおよびルートジョブネットの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド」の実行中のジョブネットやジョブの強制終了について記載している個所を参照してください。
(a) 強制終了できるユニットの状態
次の状態のジョブまたはルートジョブネットだけを強制終了できます。
- ジョブの場合
-
-
キューイング
-
実行中
キューレスジョブの場合は,「実行待ち」状態のジョブも強制終了できます。
-
- ルートネットジョブの場合
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-
実行中
-
警告検出中
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異常検出実行中
-
監視中
-
(2) 形式
public void kill( java.lang.String manager, java.lang.String serviceName, java.lang.String unitName, java.lang.String execID) throws AjsCdException
(3) 実行権限
ログインしたJP1ユーザーが,ユニットに対して次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられている必要があります。
-
JP1_AJS_Admin権限
-
JP1_AJS_Manager権限
-
JP1_AJS_Operator権限
(4) 引数
引数名 |
省略 |
説明 |
---|---|---|
manager |
不可 |
要求を依頼するJP1/AJS3 - Managerのホスト名を,1〜255バイトの文字列で指定します。loginメソッドの第1引数に指定した値と合わせてください。 |
serviceName |
不可 |
要求対象のスケジューラーサービス名を,1〜30バイトの文字列で指定します。 |
unitName |
不可 |
要求対象のジョブネット(ユニット)の完全名を,1〜930バイトの文字列で指定します。 |
execID |
不可 |
実行IDを,文字列で指定します。 指定する形式は「@[mmmm]{A〜Z}nnnn」です。 |
(5) 戻り値
なし。
(6) 例外
例外が発生した場合,このメソッドは例外クラス(AjsCdException)を送出します。