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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


12.2 JP1/IM連携時のセットアップ

JP1/IMと連携する場合のシステム構成例を次の図に示します。

図12‒2 JP1/IMと連携する場合のシステム構成例

[図データ]

JP1/AJS3の状態をアイコンで監視する場合,JP1/IMのマネージャーホストにJP1/IM - Managerが必要です。

JP1/IM - ViewからJP1/AJS3 - Viewを呼び出す場合は,JP1/AJS3 - ViewとJP1/IM - Viewを同じホストにインストールしてください。

この例では,JP1/AJS3 - ManagerやJP1/AJS3 - Agentの発行するイベントはJP1/Baseを中継して,JP1/IM - Managerに集められます。JP1/IM - ViewがJP1/IM - Managerにログインすると,マネージャーに集まったJP1イベントをJP1/IM - Viewで表示できます。

JP1/IM連携時のセットアップ手順を次の図に示します。

図12‒3 JP1/IM連携時のセットアップ手順

[図データ]

[図データ]

JP1/AJS3の状態をアイコンで監視する場合,JP1/AJS3マネージャーホストで,ajs_adapter_setupコマンドを実行します。これは,JP1/IMがJP1/AJS3の定義情報を収集するために必要です。ajs_adapter_setupコマンドの実行形式を次に示します。

ajs_adapter_setup -i

JP1/IMとの連携をやめる場合は,ajs_adapter_setup -uコマンドを実行してください。

注意事項

JP1/AJS3クライアントホストで,JP1/AJS3 Console Viewのセットアップをしたあとに,JP1/IM - Viewをインストールした場合は,JP1/AJS3 Console Viewを起動するメニューが[統合機能メニュー]画面に表示されません。

JP1/IM - Viewをあとからインストールしたときは,ajscvsetupコマンドを再度実行してください。

〈この節の構成〉