8.2.1 JP1/AJS2 for Mainframeの状態を問い合わせる間隔を設定する
JP1/AJS3 - Managerがメインフレームのジョブネットおよびジョブの終了を待っているとき,デフォルトでは5分間隔でJP1/AJS2 - Manager for Mainframeの状態を問い合わせます。タイムラグを短くしたい場合は,状態を問い合わせる間隔を短く設定してください。ただし,設定した間隔ごとに状態を問い合わせるため,CPUに高い負荷が掛かるおそれがあります。CPUの負荷が高い場合は,状態を問い合わせる間隔を長く設定してください。
JP1/AJS2 - Manager for Mainframeの状態を問い合わせる間隔の設定手順を次に示します。
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JP1/AJS3サービスを停止する。
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環境設定パラメーターを設定する。
次のコマンドを実行して,連携するJP1/AJS2 - Manager for Mainframeに状態を問い合わせる間隔を設定します。
jajs_config -k "[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]" "MFPOLLINTERVAL"=dword:ポーリング間隔
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
環境設定パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2.2(79) MFPOLLINTERVAL」を参照してください。
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JP1/AJS3を再起動する。
これでJP1/AJS2 for Mainframeに状態を問い合わせる間隔の設定は終了です。
なお,JP1/AJS2 - Manager for MainframeがJP1/AJS3 - Managerの状態を問い合わせる間隔の設定手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 メインフレーム 運用・操作編」を参照してください。