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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


14.3.11 標準提供アイコンの表示を変更する

[メインスコープ]ウィンドウおよび[サブスコープ]ウィンドウのツリーエリアやマップエリアで表示するアイコンイメージを,バージョン7のアイコンで表示できます。

なお,バージョン8以降のアイコンのデザインは同じです。

指定場所

ユーザー設定ファイル

詳細については,「14.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。

指定内容

次の形式で指定します。

jajsConsoleDefaultIconDirectory=V7Icon(改行)

上記の指定では,大文字と小文字を区別してください。指定した文字および値に誤りがある場合,バージョン10のアイコンで表示されます。

補足事項
  • アイコンイメージ格納フォルダを変更している場合の動作を次に示します。なお,アイコンイメージ格納フォルダを変更する方法については,「14.3.9 アイコンイメージ格納フォルダを変更する」を参照してください。

    (1) ツリーエリアでのアイコン表示

    このオプションの設定に従い,バージョン7またはバージョン10のアイコンで表示されます。

    (2) マップエリアでのアイコン表示

    各オブジェクトの[詳細定義]ダイアログボックスの[アイコンファイル名]で指定しているアイコンイメージで表示されます。[アイコンファイル名]で指定していない場合は,このオプションの設定に従い,バージョン7またはバージョン10のアイコンで表示されます。

  • 指定内容に関係なく,次のものはバージョン10のイメージで表示されます。

    ・ログイン画面のイメージ

    ・バージョン情報ダイアログボックスのイメージ

    ・メッセージダイアログボックスのイメージ(情報,警告,エラーを表すイメージ)

    ・プログラムアイコンおよび,ウィンドウのタイトルバーに表示されているアイコン

指定例

[メインスコープ]ウィンドウおよび[サブスコープ]ウィンドウのツリーエリアやマップエリアで表示するアイコンイメージを,バージョン7のアイコンで表示します。

jajsConsoleDefaultIconDirectory=V7Icon(改行)