2.4.1 KAVCで始まるメッセージが表示される場合の対処
- 〈この項の構成〉
(1) メッセージ「KAVC4501-E 接続先ホストまたは接続先ホストのJP1/AJS3 Console Managerサービスに接続できません。詳細情報 [(接続先ポート番号):(接続先IPアドレス)]」が表示される場合
次の内容について確認・対応してください。
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接続先ホストに対して,pingが通るかどうかを確認してください。pingが通らない場合,接続先ホストが起動していないか,または接続先ホストとネットワーク接続できない状態です。接続先ホストを起動するか,接続先ホストとネットワークが接続できるようにしてください。
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接続先ホストで,JP1/AJS3 Console Managerサービスが起動しているかどうかを確認してください。
サービスの状態を確認する方法を次に示します。
- Windowsの場合
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[サービス]ダイアログボックス,または[サービス]ウィンドウで,JP1/AJS3 Console Managerサービスの状態が[開始]の状態になっていることを確認してください。
- UNIXの場合
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psコマンドを実行し,ajscminetdプロセスが起動していることを確認してください。
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接続先ホストと接続元ホストとの間に,ファイアウォールがあるかどうかを確認してください。ファイアウォールがある場合は,パケットフィルタリングの設定に誤りがないかどうかを確認してください。
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メッセージ中のポート番号の値と,接続先ホストのservicesファイルに定義されているポート番号の値が一致しているかどうかを確認してください。
(2) メッセージ「KAVC4504-E ホスト名が不正です。」が表示される場合
ホスト名が解決できるように設定してください。
(3) メッセージ「KAVC4511-E ユーザー名,またはパスワードに誤りがあります。」が表示される場合
次の内容について確認・対応してください。
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ログイン時に入力したJP1ユーザー名とパスワードに誤りがないか確認してください。
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ログイン時に入力したJP1ユーザー名とパスワードが,接続先の認証サーバに正しく登録されているか確認してください。
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セカンダリー認証サーバを設置している環境で,プライマリー認証サーバが閉塞状態の場合は,プライマリー認証サーバの設定情報とセカンダリー認証サーバの設定情報が同じであるか確認してください。パスワードを変更した際に,変更後のパスワードがプライマリー認証サーバにだけ登録されて,セカンダリー認証サーバに設定情報がコピーされていないおそれがあります。
(4) メッセージ「KAVC4512-E 接続先で認証サーバに接続できません。」が表示される場合
接続先ホストで設定している認証サーバのホスト名の指定に誤りがないかどうかを確認してください。
認証サーバのホスト名の指定が正しい場合は,そのホストで認証サーバが起動しているかどうかを確認してください。
特に,UNIXで認証サーバを自ホストに指定している場合,JP1/Baseを認証サーバとして起動する設定が必要なので注意してください。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の認証サーバの設定に関する説明を参照してください。