8.9.3 システムの日時を変更する
JP1/AJS3の運用中にシステムの日時を変更する手順について説明します。
ここでは,テストなどで日時を進めたり戻したりする手順として示しています。時刻を合わせるために,ホストのシステム時刻を,NTP(Network Time Protocol)などで少しずつ変更する場合,手順に示しているサービスの停止やコールドスタートは必要ありません。NTPなどで時刻を合わせる場合は,同一時刻を発生しないようにミリ秒単位で補正してください。
なお,JP1/AJS3サービスを起動したあとにテストなどでシステムの日時を大幅に変更した場合は,ジョブネットの実行スケジュールに影響を与えます。このため,JP1/AJS3サービスを起動したあとは,システムの日時を変更しないようにしてください。また,JP1/AJS3の運用を開始したあとは,システムの日時を元に戻さないでください。元に戻す必要がある場合は,JP1/AJS3サービスが停止している状態で時刻を戻したあと,戻す前の時刻になるまで待ってから起動してください。戻す前の時刻になるまで待たないで起動する場合は,データベース環境を再構築したあと,JP1/AJS3サービスをコールドスタートで起動してください。
- JP1/AJS3 Consoleを使用している場合の注意事項
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JP1/AJS3 Consoleを使用している間は,テストなどでシステム日時を大幅に変更しないでください。システム日時を変更する場合には,変更するホスト上で動作するJP1/AJS3 Consoleを終了させておく必要があります。システム日時を変更する前に,次の作業を実施してください。
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JP1/AJS3 Console Managerサービスを停止する。
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JP1/AJS3 Console Agentサービスを停止する。
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JP1/AJS3 Console Viewを終了させる。
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(1) システムの日時を変更して確認テストを実施する
システムの日時を進ませて確認テストを実施したあと,現在日時に戻す手順を次に示します。
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JP1/AJS3サービスを終了する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを終了する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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システムの日時を進ませる。
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JP1/AJS3サービスを開始する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを開始する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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確認テストを実施する。
システムの日時を現在日時に戻す前であれば,手順1〜6を繰り返すことができます。ただし,日時は遅らせないでください。
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JP1/AJS3サービスを終了する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを終了する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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システムの日時を現在日時に戻す。
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データベース環境を再構築する。
詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 付録C.2(7) 組み込みDBの再セットアップ」を参照してください。
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JP1/AJS3サービスをコールドスタートで開始する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを開始する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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(2) システムの時刻が遅れているため時刻を進める
システムの時刻を現在時刻まで進める手順を次に示します。
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JP1/AJS3サービスを終了する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを終了する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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システムの時刻を進ませる。
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JP1/AJS3サービスを開始する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを開始する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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(3) システムの時刻が進んでいるため時刻を戻す
システムの時刻を現在時刻に戻す手順を次に示します。
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JP1/AJS3サービスを終了する。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを終了する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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システムの時刻を戻す。
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システムの時刻が時刻を戻す前の時刻に達したら,JP1/AJS3サービスを開始する。
例えば,手順3で「02:00」を「01:00」に戻した場合,システムの時刻が「02:00」になってから,JP1/AJS3サービスを開始します。
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JP1/AJS3 Consoleを使用している場合は,次のサービスを開始する。
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JP1/AJS3 Console Managerサービス
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JP1/AJS3 Console Agentサービス
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