8.8.1 実行エージェントを追加・削除・変更する
JP1/AJS3の運用中に実行エージェントを追加したり,削除したりできます。また,実行エージェントのジョブ実行多重度や実行エージェントの受付配信制限の状態を変更できます。
負荷分散させるための実行エージェントグループを追加したり,削除したりすることもできます。
これらのことを実施する場合には,次のコマンドを使用します。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」を参照してください。
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ajsagtadd
実行エージェントを追加します。同時にジョブ実行多重度を設定できます。
また,実行エージェントグループも追加できます。
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ajsagtdel
実行エージェントを削除します。また,実行エージェントグループも削除できます。
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ajsagtalt
実行エージェントの情報を変更できます。変更できる情報を次に示します。
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実行ホスト名(エージェントホスト名)の変更
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ジョブ実行多重度の変更
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説明文の変更
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実行エージェントの,受付配信制限の状態の変更
また,実行エージェントグループの情報も変更できます。変更できる情報を次に示します。
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説明文の変更
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実行エージェントグループへの実行エージェントの追加・削除
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実行エージェントグループに定義されている実行エージェントの優先順位の変更
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実行エージェントグループの,受付配信制限の状態の変更
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実行エージェントの情報や状態は,ajsagtshowコマンドで確認できます。
なお,JP1/AJS3の運用中に実行ホスト名から求まるIPアドレスを変更したい場合は,「8.9.2 JP1/AJS3が動作しているホストのIPアドレスを変更する」を参照してください。